派遣社員の福利厚生!使える制度と条件
派遣で働いている人の中には、「自分は派遣だから有給休暇は取得できない」と思っている人もいるでしょう。有給休暇などの福利厚生は、正社員だけのものだと誤解されがちです。
しかし、有給休暇は正社員に限定された制度ではありません。
派遣でも有給休暇を取得できる場合があります。
では、どんな場合に派遣でも有給休暇を取得できるのか、他の福利厚生に関しては、どうなのか詳しく見ていきましょう。
【目次】
一般的な福利厚生は派遣でも適用
派遣でも、一般的な福利厚生が適用されるケースが多いです。
その理由と仕組みについて、説明していきます。
条件を満たせば派遣でも福利厚生は受けられる
派遣など正社員以外の雇用形態で働く人は、福利厚生を受けられないと勘違いしている人が多いです。確かに企業が独自に設けている福利厚生の中には、正社員のみを対象としているものもあるでしょう。
しかし、福利厚生の中には、法律で企業に対して義務付けられているものがいくつかあります。
有給休暇もそのうちの1つです。
法律で規定されている福利厚生は、一定の条件に当てはまる労働者に対しては、適用しなければなりません。その条件は福利厚生の種類によって異なりますが、労働時間や労働日数などを基準にしているものがほとんどです。
そのため派遣であっても、条件さえ満たせば福利厚生が適用されます。
派遣社員の雇用主は派遣会社
福利厚生は、雇用主である企業から受けます。
派遣で働いている場合には、派遣元企業が雇用主です。派遣先企業はそもそも雇用主ではないため、派遣の人に対して福利厚生を提供する義務はありません。
社会保険なども法律上、義務付けられている福利厚生ですが派遣元企業で加入します。
最近では、福利厚生がしっかりしている派遣会社が増えています。
そのため、有給休暇もスムーズに取得できるケースが多いです。
派遣で働く際には、派遣元企業の福利厚生についてきちんと確認しておきましょう。よく分からない場合には、派遣会社のエージェントに聞くと、詳しく教えてもらえます。
派遣に適用される福利厚生の種類
派遣に適用される福利厚生は、有給休暇の他に社会保険や雇用保険、労災保険、産休、育休などです。それぞれの福利厚生に関して、適用される条件を見ていきましょう。
有給休暇
有給休暇の対象になるためには、勤務を開始してから6ヶ月継続勤務しなければなりません。
その期間中の全労働日のうち、8割以上出勤すれば原則として10日間の有給休暇が付与されます。
派遣の場合には、派遣会社が雇用主であるため、途中で派遣先が変わっても、雇用形態が継続していれば継続勤務している扱いです。
8割以上出勤するという条件は、通常通り勤務していればほぼ該当するでしょう。
社会保険
社会保険加入の対象になるための条件は、適用事業所に勤務する人で、健康保険は75歳以上、厚生年金保険は70歳以上の人です。
さらに、一般社員と比べて、1週間の所定労働時間と1ヶ月の所定労働日数が4分の3以上あれば該当します。
つまり派遣でもフルタイムや、フルタイムに近い労働時間で働いている場合には、社会保険に加入できるというわけです。
そして勤務先の従業員数が501人以上の場合には、これよりもさらに適用範囲が拡大されます。
具体的には1週間の所定労働時間が20時間を超え、月給が88,000円以上、1年以上継続勤務する場合です。継続勤務予定の場合も、これに妥当します。
ただし、学生の場合は対象になりません。
雇用保険・労災保険
雇用保険は社会保険よりもさらに加入対象の範囲が広いです。
31日以上継続雇用される見込みで、1週間の所定労働時間が20時間以上あれば、原則加入対象になります。派遣で働いている人のほとんどが該当するでしょう。
労災保険に関しては、強制適用という形を採っており、労働者個人単位で加入対象かどうかを判断することはありません。労働者を1人でも雇用している事業所は、事業所単位で加入しています。
事業所に雇用されている時点で、労災保険に加入していることになり、労働者個人単位での加入手続きは必要ありません。
産休・育休
産休は、産前の6週間と産前の8週間に分かれていますが、このうち産前の6週間は本人が希望した場合に付与しなければなりません。また、多胎妊娠の場合には14週間になります。
産後の8週間に関しては、本人の希望によらず、原則として産休を与えなければなりません。
ただし、産後6週間から8週間までの2週間に関しては、医師の許可を得ることで例外的に労働に就くことが可能です。
育休を取得するには、1年間継続雇用の予定か、もしくは既に1年以上継続して雇用されている必要があります。また、子供が1歳6ヶ月になる日までに、派遣会社との労働契約が切れることが決まっている場合には取得することができません。
契約更新になるかどうか、はっきりと決まっていない場合には取得可能です。
また、育休の取得は労働本人の任意であるため、取得する場合には1ヶ月前までに事業主に申し出ておく必要があります。
福利厚生のしっかりした派遣会社と契約
派遣で働くなら、契約前に福利厚生に関してしっかりとチェックしておく必要があります。
派遣会社の評価をチェック
一般的な福利厚生は、派遣で働く場合でもほとんど適用されるものの、派遣会社によっては説明が不十分なところもあります。一方で優良だと言われている派遣会社の多くは、福利厚生に関する説明がきちんとしているのが特徴です。
長く快適に働きたいなら、福利厚生に関して詳しく説明してくれるところを選ぶと良いでしょう。
また、派遣会社に関する評判は口コミサイトなどでも多く掲載されています。
実際に派遣で働いたことのある人の生の声が聞けるため、派遣会社選びの際には、ある程度参考にすると良いでしょう。
Workinで福利厚生の良い派遣求人をチェック
弊社のWorkinというサービスでは、雇用形態を絞って検索することができます。
もちろん「派遣」に絞って探すことも可能です。
「こだわりから探す」という機能も備わっており、細かな条件を絞って自分に最適な求人を探せます。
例えば「産休・育休実績有」のような項目もあるので、福利厚生を重視している人にとって便利で効率よく仕事探しを行う事ができるでしょう。
Workinの求人検索はこちらになります。
(https://workin.jp/)
Workinには、派遣に関する各種保険の扱い方に関する情報も掲載されています。
福利厚生の充実した派遣求人を探しているのであれば、ぜひWorkinを利用してみてください。
まとめ
派遣で働く場合に、福利厚生の条件に関して全て把握できていない人も多いです。
しかし、有給休暇や社会保険など一般的な福利厚生は、派遣であっても法律上の条件さえ満たせていれば正社員と同様に適用されます。
派遣求人に応募する際には、福利厚生の適用に関してあらかじめ、チェックしておきましょう。
また、優良な派遣会社なら福利厚生に関してきちんと説明してくれます。
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