大学生に人気の定番バイト「家庭教師」 仕事内容・時給・評判とは?
大学生のバイトの定番のひとつが、家庭教師です。仕事内容も生徒に勉強を教えることがメインなので、自身が学んできた過去の経験が活かせますし、そのうえ時給が高いためしっかり稼げるというイメージがあります。そんな家庭教師のバイトは、どのような仕事なのでしょうか。
この記事では家庭教師のバイトを始めたい方向けに、家庭教師の仕事内容や時給、評判についてご紹介します。また家庭教師のバイトを始めるときに気になる学力についてもまとめていますので、これから家庭教師のバイトを始める方、始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
【目次】
家庭教師のバイトの気になる仕事内容と時給
家庭教師は、生徒の家を訪問して勉強を教えつつ、成績の維持・向上や受験対策に必要な勉強のサポートをする仕事です。しかし、ただ勉強を教えれば良いわけではなく、生徒や生徒の家族に満足してもらえるような仕事をする必要があります。
家庭教師のバイトは他のバイトと比べ時給の高い仕事ではありますが、その分準備やニーズの調査なども求められます。ここでは改めて、家庭教師のバイトの仕事内容や時給についてご紹介します。
仕事内容は「受験対策」から「予習復習」までさまざま
家庭教師の仕事内容は、生徒のニーズによって変わります。たとえば志望校の合格が目的なら受験対策、学力アップが目的なら予習・復習などです。こうしたニーズに合わせた授業を生徒の家で週1~2回、1回90~120分程度勉強を教えるのが、一般的な家庭教師のバイトになります。
また、自分が所属する家庭教師派遣会社や生徒の保護者に提出するための指導報告書の作成や提出も家庭教師の仕事です。指導報告書には授業の日時や指導した内容、生徒の成績などを記載し、指導記録として提出します。
時給は1,200~2,000円程度
家庭教師のバイトの魅力のひとつは、時給が高めに設定されていることです。家庭教師のバイトの時給は1,200~2,000円で、時給とは別に交通費が出ることもあります。時給は受け持つ生徒の学年や受験対策の有無で変化しますが、高校生の生徒だと高くなることが多いです。
また家庭教師派遣会社に所属せず、個人で生徒と直接契約する場合は、生徒の保護者と相談・交渉して給与を決めることになります。個人契約は家庭教師派遣会社が仲介に入らない分、時給が高くなりやすいのが特徴です。
学力がないとダメ?大学生が家庭教師のバイトになるために必要な学力
家庭教師のバイトは、一定以上のレベルの学力が求められるイメージが強いです。難関大学に通っている学生しか就けない仕事ではないか、と思われることも多いですが、実情は大きく違います。
確かに高校受験や大学受験といった対策をする場合は、志望校合格レベルかそれ以上の学力が求められます。しかし家庭教師を受験対策以外の目的で利用される方も多いため、一概に学力が高ければ良いというわけではありません。
特に勉強が苦手で学力を上げたい生徒を相手にするには、学力よりもコミュニケーション能力や、わかりやすく勉強を教えるための技術などが必要です。学力に自信がなくてもこうした面に自信があるなら、家庭教師のバイトに応募してみるのも良いでしょう。
【評判】家庭教師のバイトの良かった点・つらかった点
ここまで家庭教師のバイトの仕事や応募条件を見てきましたが、実際に働いてみるとイメージと違ったことが多く出てくると思います。そこで、実際に家庭教師のバイトをしている方が感じている、仕事の良かった点とつらかった点をまとめました。
家庭教師のバイトを始めようか悩んでいる方は、こちらの評判も参考にしてみてください。
良かった点
家庭教師のバイトをされている方が感じている、家庭教師のバイトの良かった点をご紹介します。
やりがいを感じられる
家庭教師のバイトは生徒との距離が近いため、生徒の成長を肌で感じることができます。そのため自分の指導やサポートで生徒の成績が上がったときや、志望校に合格できたときに大きなやりがいや達成感を感じられる、といった方が多いです。
また家庭教師のバイトをとおして、相手に伝わりやすい話し方や説明の仕方を心がけるようになったという方もいました。人に勉強を教える中で自分も成長できる点も家庭教師のバイトの魅力といえるでしょう。
時給が高く効率的に働ける
家庭教師のバイトは勉強の知識やコミュニケーション能力を必要とされるため、ほかのバイトより時給が高く設定されています。また出勤日数や指導時間も比較的融通が利き、大学生でも短時間で稼げるため効率的だといえるでしょう。
特に大学3~4年生になると、大学生はゼミや研究室で忙しくなりがちです。またサークル活動や友達と遊ぶ時間を優先したい方でも、空き時間に家庭教師のバイトをすることで効率的に稼げます。
つらかった点
家庭教師のバイトはやりがいがあり、効率的に稼げる仕事ですが、その分デメリットもあるようです。ここでは家庭教師のバイトを経験した方が感じている、家庭教師のバイトのつらかった点をご紹介します。
1回の授業だけでは稼ぎにくい
家庭教師のバイトの指導時間は、1回につき90分~120分ほどです。仕事に費やす時間が短いのは大学生にとってメリットですが、シフトが少ないと稼ぎにくいというデメリットにもつながります。設定された時給の金額が高くても、仕事の時間が短いと給料が少なくなるのです。
また家庭教師のバイトは仕事の時間以外でも、授業の事前準備や書類作成に時間を取られます。このような作業の時間には時給が発生しないため、作業時間が長引けば結局時給が低くなることがあるのもデメリットです。
保護者との関係に悩むことがある
家庭教師のバイトは生徒と距離が近いですが、その分生徒の保護者とも接する機会が多いです。保護者のタイプによりますが、特に子どもの成績を心配されている方からは期待やプレッシャーを感じることもあります。
生徒の成績が上がったり、志望校に合格できたりすれば良いのですが、
結果が出ない場合は期待やプレッシャーをストレスに感じる方も多いようです。家庭教師のバイトの時給が高いのは、こうした人間関係の難しさのためでもあるといえるでしょう。
まとめ
家庭教師のバイトは時給が高く、拘束時間も短いため大学生にぴったりのバイトです。生徒のニーズに合うように勉強を教えたり、指導内容の報告をしたりするのが主な仕事になります。
家庭教師のバイトに求められるのは、学力の高さだけではありません。勉強をわかりやすく教える能力や、コミュニケーション能力も必要です。家庭教師に興味がある、自分の大学での学業と両立しながら効率良く働きたいと思っている方は、Workinを活用ください。
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