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徳島県の求人情報【2024年03月更新】
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徳島県ってどんなところ?
自然の恵みを活かした産業と光産業
徳島県は、四国地方に属している地域です。県の8割を山地が占めており、剣山を始めとする1000メートル級の山々がそびえています。温暖多雨の地域とカラリとした瀬戸内海気候の地域に二分されていますが、いずれも日照時間が全国平均よりも長くなっています。この地形や気候を生かして、徳島県では農業や稲作が行われています。特に、徳島県では米、甘藷、人参、すだち、ミカンなどの栽培が盛んです。中でもすだちは徳島県の特産品として、果実としてそのまま食されるのはもちろんのこと、スイーツや調味料、飲料水や清酒として加工され、全国に出荷されています。
徳島県では、畜産業も盛んです。酪農や肉用牛、豚、鶏の生産が行われています。県では、畜産業のブランド化を推進し、付加価値の向上とPR活動に力を入れています。また、徳島県は、瀬戸内海と紀伊水道、太平洋に面した県です。そのため、様々な海産物が水揚げされています。沿岸漁業が主に行われており、マダイやシラス、ハモ、あわびの漁獲量は全国でも有数となっています。沿岸漁業の他にも、ハマチやわかめ、海苔などの養殖業も県の水産業の基盤的存在です。
自然豊かな徳島県では、観光産業も盛んです。県内には、登山やハイキング、ドライブに最適なスポットが多数あります。中でも、剣岳は雄大な自然を体感しながら登山が楽しめることで知られており、全国から多くの登山者が訪れています。このように、徳島県では気候や風土、自然の恵みを活かした産業が根付いているのです。
一方で、徳島県は、LEDを利用した光産業の集積地としても知られています。県内には、数多くの光産業関連企業の営業所や工場があります。光産業は、徳島県の第二次産業の基盤として重要な役割を担っているといえるでしょう。
農業従事者の育成と企業立地の促進
徳島県では、経営者としての感覚を持った農業従事者の育成に力を入れています。そのため、経営指導や情報の共有サービス、資金融資といった支援策が行われています。徳島県の農業の未来を担う若手農業家や新規就農者にとって、このような支援は大きな意味があるものとなっています。同時に、農業法人への移行を推進しており、平成20年から現在までで、法人が1.3倍に増加しています。また、徳島県の農業を盛り上げるための取り組みとして、徳島県産の野菜や果実などの農産物を全国に向けてPRするために、キッチンやステージを備え付けた大型トラックを使っての普及運動も行っています。
また、第二次産業の分野では、LED産業の促進政策が行われています。平成17年に「LEDバレイ構想」が策定され、関連工場や研究所が多数立地され、高度技術者の育成や技術開発に力が注がれており、今後も企業立地が進んでいくことが予想されます。
産業の発展に欠かせない安価な立地基盤
徳島県は、高速道路や幹線が整備されており、空港や港湾も有しています。また、徳島県では、火力発電、水力発電、風力発電などの自然エネルギーを利用する取り組みが発達しているため、豊富な電力供給が可能です。さらに、全国平均よりも工業用地や工業用水の利用料金が安いというメリットもあります。安価な立地基盤を有する県だからこそ、産業の発展が可能になったのだといえるでしょう。
このような地域条件を生かして、徳島県では企業立地を推進する政策が積極的に行われています。特に、LED関連産業や環境エネルギー産業、医療介護関連産業、情報通信関連産業などの企業立地を推進しており、多様な支援が行われています。例えば、新たな工場や営業所、事業所を建設する際や増設をする際には、最大で15億円もの補助額を設定しています。事業所の賃料やリース経費、研修経費、投下固定資産などの面でも補助が受けられるため、企業にとっては新たに企業立地を行いやすい環境が整っているといえます。
また、徳島県では、工場の新設や増設に関する相談や立地の際のサポート、立地後のアフターサポートを行うための制度も用意しています。県庁内に企業立地雇用戦略企画員室を設置し、迅速できめ細やかな対応ができるようにするなど、力を入れています。