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熊本県の求人情報【2024年03月更新】
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熊本県ってどんなところ?
自然の恵みや地形、気候を生かした産業
熊本県は、九州の中央部に位置し、世界最大級のカルデラを形成する阿蘇山や九州山地、菊池川や球磨川などの一級河川、有明海、不知火海、天草海といった自然資源に恵まれています。気候は温暖な内陸性気候で、年間の平均気温は17度前後となっています。このような地域性を生かして、熊本県では各地で農業や漁業が盛んに行われています。農業分野では、いぐさやデコポン、かすみ草、すいか、トマト、葉たばこの生産量は全国1位となっています。この他にも、栗や茄子、メロンやミカン、生姜なども、全国トップクラスの生産量を誇る農業王国です。中でも、いぐさの生産は、全国の生産量の99%を熊本県が担っています。いぐさは、ゴザや畳に利用されており、日本人の生活には欠かせないものです。ですから、熊本県では、いぐさの生産が県の農業生産における重要なパートを占めています。
漁業では、海苔やアサリ、車海老、錦鯉が盛んに行われています。特に、有明海で採れる海苔は、熊本県の名産品として知られています。品質が高く香り高い有明産の海苔は、全国各地に出荷されています。このように、熊本県では自然の恵みや地形、気候を生かした産業が活発です。
熊本県は、近年の経済成長が著しい県です。2011年度の県内総生産は、前年比プラス1.5%、県民所得もプラス2.0%の伸びとなっています。この年の日本経済の成長率は、前年比マイナス1.4%ですが、そのような中でプラス成長をしている熊本県の経済は好調だといえます。このようなプラス成長の背景には、観光客数の増加と観光産業の振興が関係しています。熊本県に訪れる観光客数は、増加傾向にあります。平成24年には前年比2.0%の増加となっています。九州新幹線が開通し、熊本県へのアクセスがしやすくなったことや、地域産業が活性化したことによる観光産業の充実などがその要因と考えられています。
県を挙げての産業振興政策
熊本県では、熊本県の観光名所やグルメ情報を積極的にメディアで発信し、観光客の取得に努めています。例えば、県独自のインターネット放送局を開設し、県の名産品紹介やグルメ情報、催事情報を発信しています。
また、熊本県では2011年に産業振興ビジョンを打ち立て、県を挙げての産業振興政策に取り組んでいます。この基本戦略として、「新産業の創出」「企業誘致」「国際化への対応」「九州の連携拠点化」「地域資源を生かした産業振興」「産業インフラの整備促進」が設定されています。国内外から「選ばれる企業」「選ばれる製品・サービス」の排出を目指し、「選ばれる熊本」になるための産業振興ビジョンが実施されつつあるのです。さらに、このビジョンでは、第六次産業化の推進も重要政策として掲げられています。これは、熊本県に潜在する地域資源を有効活用し、農林水産業と製造業、小売業を一体化させることで地域ブランドとしての付加価値を生み出そうという取り組みです。このような取り組みによって、新たな雇用の促進や地域経済の活性化、観光客の増加、農林水産業のさらなる飛躍が望めます。
半導体産業の企業立地には最適
熊本県では、産業振興ビジョンの一環として、企業誘致政策を強化しています。熊本県では、県内に企業立地をする際に、資金融資や税の優遇措置が受けられます。
例えば、投資額一億円以上で10人以上の雇用を予定する企業を新設または増設する場合に県からの融資を受けることができます。また、熊本県内の多くの市町村でも、それぞれ補助金の融資政策を行っています。熊本県は、九州のほぼ中央に位置しており、生産や物流、営業の拠点として最適な地域だといえます。鉄道や高速道路、空港、港湾などが整備されているため、九州の各主要都市までも近く、アジア圏にも開けています。
また、豊富で良質な水資源に恵まれていることも、メリットの1つです。特に、半導体企業集積地域には、阿蘇山麓を源流とする地下水が蓄積されているため、工場用水の確保に事欠きません。キレイな水が必要不可欠な半導体産業の企業立地には最適な地域だといえるでしょう。