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青森県の求人情報【2023年12月更新】
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青森県ってどんなところ?
風土を活かした産業
青森県は東北地方に属しており、本州の最北端にあります。また、南部は岩手県や秋田県と隣接しています。県の面積の6割は森林が占めており、豊かな自然に溢れています。
青森県の土地は、中央部に連なる奥羽山脈によって太平洋側と日本海側の2つに隔てられており、青森県の東部と西部では気候が大きく異なっています。実際に、冬場は西部の日本海側に雪が積もり、夏場は北東風の影響によって東部の太平洋側が低温になります。青森県ではこの2種類の気候を活かし、西部と東部、それぞれの風土を活かした産業が行われています。高温多湿の津軽地方では、米やりんごの栽培が盛んに行われています。対して、冷涼で湿度の少ない県南地方では、野菜や畜産の生産が盛んに行われています。なお、青森県の農業において、りんご、にんにく、ごぼうは日本一の生産量を誇っており、中でもりんごは、県のシンボル的な農作物です。青森県では、およそ50種類のりんごが栽培されており、全国各地へ出荷されています。青森県内では、「青森りんご勲章」「ふるさとりんご園を愛する写真コンクール」といった授賞イベントなども開催されており、地域交流の活性化にも役立っています。青森県にとってのりんごは、県のイメージアップに寄与する大変重要な存在といえるでしょう。
130年の歴史を持つ伝統産業の未来
青森県のシンボルとして全国に知られている農作物こそ、りんごです。青森県のりんごは、全国1位の生産量を誇っており、青森県の経済に大きく寄与する農作物であるといっても過言ではありません。また、青森県のりんご生産は、130年の歴史を持つ伝統産業でもあります。その伝統を未来に受け継いでいくために、青森りんご産業の振興発展(消費宣伝事業を目的に組織されている協議機関、一般社団法人青森県りんご対策協議会は、2014年秋から、吉本興業とタイアップしたプロジェクト「青森りんごで男前(おっとこまえ)&べっぴん倍増プロジェクト」を展開。青森りんごの認知拡大を目的に、有名人を使ったPR活動や、首都圏在住のマスメディアの方々を中心に、青森りんごの魅力を体感するイベント「青森りんごファンミーティング」など様々な活動を行っています。
なお、りんごの生産量や消費量を維持する取り組みの中には、生産者だけでなく、消費者を巻き込んだものもあります。例えば、青森県観光連盟は、りんご産業が学べる1日体験プランを実施しています。この1日体験プランでは、青森県産業技術センター、りんご史料館、りんご製造工場の視察・見学をすることができます。また、りんごの収穫、陶芸、りんごの草木染め、りんご菓子作りといった創作体験に参加することもできます。この体験プランは、他県からの観光客はもちろん、地域の幼稚園児や小学生への食育活動にも利用されています。また、青森県は「攻めの農業」の一環として、大手量販売店や他県の百貨店との連携による「青森県フェア」といった物産展やイベントで青森りんごのPR活動を行っています。物産展やイベントでは、りんごそのものを発売するだけではなく、りんご果汁100%ジュース、アップルパイ、乾燥りんごなどの若年層の取り込みを狙った菓子類を主としたりんご加工食品も豊富に展開されています。また、物産展やイベントでは、メーカーとの商談や取引にも結びつきやすく、青森県産りんごの販売経路拡大にも大きく役立っています。
積極的な企業誘致施策
青森県では、積極的な企業誘致施策が展開されています。特に企業誘致が盛んな地域は、環境・エネルギー創造特区に制定されている、八戸市、十和田市、三沢市、むつ市、平内町、野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、おいらせ町、六ヶ所村、東通村です。環境・エネルギー創造特区の特徴は、電力の供給の制限が緩く、新エネルギーの導入促進、エネルギーコストの削減などがあります。また、埋立地の所有権移転・用途変更の制限期間が短い、風力発電の上限面積が緩和されている、電気主任技術者の設置が不要といった特別な制度も制定されているため、様々な企業の集積・立地条件に適しています。県ではこのような特例措置を活用し、先進的なプロジェクトを進行しています。