働くママ必見!派遣でも時短で働ける
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正社員・派遣の両方とも「時短勤務制度」を使って働けることをご存知でしょうか?
育児中であまり時間に余裕を持てないママでも、やりがいと給与条件を大切にしながら自由に働くことが認められています。
「無理なく仕事と家庭生活を両立したい」と考える人へ、時短勤務の概要と、実際に短時間労働を始めた際に気を付けておくべきポイントを紹介します。
【目次】
「仕事と子育ての両立」を支援する制度
育児をしながら仕事を行っていると、「突然子供が熱を出してしまった」「お迎えのために早く退社しなければならない」といった、急な問題がどうしても発生してしまうことがあります。
「家庭の用事が発生したら早退する」ということも可能ではありますが、急な早退は同僚に迷惑がかかってしまうことは否めません。また家庭の事情とはいえ、頻繁に早退ばかりしていると、昇進・配置換えのときの評価にも響いてしまうでしょう。
そんななか、育児と家庭が両立できるよう国により設けられているのが「時短勤務制度」です。
「時短勤務制度」とは
時短勤務制度(短時間勤務制度)には2種類あります。
・会社が独自に定めているもの
フレックスタイム制、時差勤務制度、有給休暇を分割して取得する制度など。
・公的な制度として定められているもの
改正育児・介護休業法(平成21年6月施行)で定められた、育児・介護に従事する労働者向けの制度。
現在すでに働きながら育児をしている人は、まず勤務先の就業規則をチェックしてみましょう。時短勤務について会社の規定がなくとも、法律で定められている短時間勤務制度は利用することができます。
派遣における時短勤務
2種類の時短勤務ですが、派遣であっても利用できます。派遣会社も一般企業と同じですから、こういった就業規則を施行する義務があるからです。
コンプライアンス意識の高い優良派遣会社であれば、派遣先企業・派遣社員の両方に制度利用を積極的に奨めています。
「勤務先に時短勤務希望を伝えづらい」「時短勤務ができる会社で働きたい」という状況を、しっかりと派遣会社のエージェントがサポートしてくれるでしょう
時短勤務制度を利用する
2種類の時短勤務には、それぞれ利用条件があります。就業規則、または下記で紹介する「時短勤務制度の対象者」を確認した上で、申請の準備を行いましょう。
また、時短勤務には「同僚や上司の理解を得られるか」という問題があります。制度のしくみだけでなく活用のポイントを押さえて、働きやすさ・意欲を維持しましょう。
時短勤務制度の対象者
時短勤務制の対象者となるのは、次の条件にあてはまる人です。
・3歳未満の子を育てている
・勤続年数1年以上 ※1
・1日6時間以上かつ週3日以上勤務していること ※2
・日々雇用(日雇い労働)ではないこと
※1:同じ事業主または派遣会社のもとで継続勤務していることが条件です。
※2:派遣社員の場合、1日6時間未満の勤務でも週3日以上働いていれば適用可能です。
子どもの年齢が3歳以上の場合は、派遣会社または勤務先企業が独自に設けている時短勤務制度が利用できる場合があります。
時短勤務制度をうまく利用するポイント
時短勤務で働く人に対する、「時給を減らす」「契約を終了する」という不当な扱いは禁止されています。とはいえ、勤務先の抱える「業務がうまく立ち行かなくなるかもしれない」という不安には、十分配慮しなければなりません。
人間関係を円滑に保ちつつキャリアアップに繋げるためにも、次の点は意識しましょう。
・業務効率化に努める
・上司、同僚にきちんと伝えておく
・急な早退などに備えて、いつでも引き継ぎできるようにしておく
時短勤務しなければならないことは、一緒に業務する人全員に伝えておきましょう。勤務時間内に自分の業務を完了させて、きちんと資料やメモで他のメンバーに業務について引き継いでおくことが理想です。
「派遣」での「時短」は働くママにおすすめ
子育て中の時短勤務を検討するなら、派遣という働き方がおすすめです。
時短勤務制度の活用に際して提案やサポートをしてもらえるのは、正社員にはない派遣ならではの強みだといえるでしょう。
派遣なら時短勤務制度を活かせる
そもそも派遣とは、勤務時間を比較的自由に選びやすい雇用形態だといえます。
企業が働いてほしいと考える時間帯と、求職者側の働きたい時間帯が一致さえすれば問題ありません。働く前からエージェントを通して、家庭の都合に配慮してもらうことができるので、ママにとって安心できます。
また、育児がひと段落すれば、フルタイムに変更することも可能です。
時短勤務制度をうまく活用することで、仕事と育児のバランスのとりやすい、ワークライフバランスを実現しやすくなるでしょう。
Workinで時短勤務の派遣を探す
時短勤務で働ける仕事は、Workin(https://workin.jp/work/hansafood)でも探すことが出来ます。
「派遣」にチェックを入れて、条件を絞り込んで検索をすると、働くママに最適な好条件の求人案件が見つかりますよ。
育児中のキャリア形成には、時短勤務以外にも様々な悩みがつきものです。
Workinの「お仕事探しマニュアル(https://workin.jp/work/)」
では、こういった働く主婦の悩みもサポートするお役立ちコラムを多数掲載しています。「子育て中の主婦にあるとうれしい制度」や、「仕事探しのポイント」などに目を通しておけば、不安や疑問点などを解消しながら、求人探しを行うことができるでしょう。
まとめ
正社員、派遣の両方が、時短勤務制度を利用する事ができます。きちんと活用することで、仕事と家庭の理想的なワークライフバランスを維持することができるでしょう。
とはいえ、すべての企業が短時間労働に対して万全な配慮を行き届かせているというわけではありません。しかし、現在の勤め先の就業規則に時短勤務に関するルールがなくても、国の定める「育児・介護休業法」などは義務となりますので、きちんと手続きを行えば、申請することは可能です。
福利厚生の行き届いた派遣会社なら、派遣先に関わらずフレキシブルに労働時間をコントロールできます。働くママやパパが必要とする他の情報にも目を通し、積極的に派遣という働き方を候補に入れてみましょう。