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岡山県の求人情報【2024年03月更新】
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岡山県ってどんなところ?
晴天が続く「晴れの国」
岡山県は、中国地方に属している地域です。降水量の少なさ、そして日照時間の多さから、晴天が続く「晴れの国」と呼ばれています。1年を通して比較的温暖な気候が続くため、人が暮らしやすいエリアであるといえるでしょう。北部には山陰地方にまたがる中国山地、南部には国内屈指の漁場として知られる瀬戸内海が広がっており、自然資源も豊富です。瀬戸内海に面する地域には、石油産業や鉄鋼業など基礎素材型や、ハイテク産業など多種多様な製造系工場が集積している水島臨海工業地帯があり、岡山県の経済を支える中心的な役割を担っています。中四国地方に至る交通の要所として古くから往来が盛んであったため、交通網が発達しています。そのため、製造業の輸入・輸出に有益な地勢となっています。また、繊維製品でも全国トップクラスの生産量を誇っており、特に男女学生服は国内における総生産量の半数以上を単独で占めるほどです。児島地域で作られているジーンズは、国内ジーンズのブランドとして非常に高い評価を得ており、岡山県を代表する特産品としても知られています。
「先進物流拠点・岡山」の実現
岡山県では、県で生産されている製造品の流通を支援するために、「先進物流拠点・岡山」の実現を目指しています。陸路には高速道路や鉄道、海路には港、空路には空港が整備されており、それぞれの流通を取り仕切る大型拠点が各地に点在しています。他の企業に対してコストや速度などの面で優位に立てるような物流の利便性は、非常に重要なものです。岡山県は、古くから交通の要所として大きな役割を占めていた地勢的な条件を活かし、製造企業にとって魅力的な立地を築くための政策を推進しています。企業誘致政策も進められており、県内には分譲中の工業団地があります。物流関連のインフラが整備されていくにつれて、今後ますます多くの製造企業の工場が集積する地域として発展していくでしょう。
その上で懸念される環境に与える影響に対しても、充分な対策を講じています。岡山県では、「岡山県県土保全条例」が施行されており、1ヘクタール以上の土地開発を行う場合には県知事の許可が必要となります。これによって開発事業の暴走を防ぎ、自然環境やその地域に暮らす住民の健康や安全を守りつつ、発展を遂げていくことを方針として掲げています。また、物流経路の開発だけでなく、情報の伝達経路を開発することに関しても岡山県は力を入れています。県の主導によって、大容量の情報を高速に伝達出来る光ファイバーを全域に敷設し、さらにその回線を無料開放するという試みは全国に先駆けて行われた革新的な試みとなりました。県内の企業や住民が、自由にITの恩恵を受けられる環境が構築されています。岡山県ではこれを「ユビキタス・フィールド岡山」実現のための施策として、県が主体となって注力しています。
物質だけでなく、情報の流通においても利便性が高い岡山県は、製造企業にとって理想的な環境づくりが推進されている地域であるといえます。
企業誘致補助制度の創設と拡充
岡山県では、2014年4月から企業誘致補助制度の創設と拡充が行われています。充実した優遇制度を用意することによって、県外や国外から製造企業を呼び込み、生産性を向上させ県全体での製造品出荷額を伸ばすこと、また県外及び国外への製造企業の流出を防ぐことが目的です。企業誘致補助制度の創設と拡充によって、これまで実施されていた補助金の支給がさらに強化され、新たに補助を受けることが出来るようになりました。既に岡山県内で活動している企業はもちろん、新規事業者の参入においても強いアピールポイントになっており、岡山県内各地の工業団地で企業誘致が実を結んでいます。
物流・情報の両面において流通経路の整備が進んでおり、さらに充実した優遇制度を受けることが出来る岡山県は、今後も工業県としてますます発展していくことが期待されています。それに伴って県内にオフィスや工場を置く企業の数も増え、それが岡山県内での求人数の増加にもつながることが期待されています。
温暖な気候を活かした農業と工業団地
水島臨海工業地帯を始め、規模の大きな工業団地が各地に点在する岡山県は、同時に農業が盛んな地域でもあります。晴天が続く温暖な気候を活かして、米や野菜、果物など様々な品種が生産されています。特に、白桃やマスカットの品種においては全国でも有数の生産量を誇っています。また、工業地帯周辺にも農作物を栽培している農地があり、ごぼうやれんこんなどが生産されています。大規模な工業団地の近くに農地が広がっている地域は全国的にも珍しく、工業県としての発展を目指すと同時に環境に与える影響についても熟慮されていることが伺えます。