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大分県の求人情報【2024年09月更新】
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大分県ってどんなところ?
温泉ともに訪れる人を魅了する新鮮な食材
大分県は、九州地方に属している地域です。おんせん県という愛称で親しまれているように、温泉が県内に多数点在しています。大分県内の源泉数・湧出量は日本一です。また、放射能泉を除いた地球上に存在する全ての泉質の源泉が湧き出ています。大分市の大深度地熱温泉は、地下深くにおいて発生する深層熱水を利用した温泉で、肌がすべすべになると評判です。別府市にある別府八湯と呼ばれている温泉郷には2300の源泉があります。由布市の由布院温泉は、別府八湯に続き全国2位の湧出量・源泉量を誇る温泉郷です。この他にも県内各地に温泉郷があり、全国各地からたくさんの人が訪れており、観光産業が県の産業の基盤となっています。大分県に訪れる観光客数は毎年平均400万人に上り、おんせん県の名のもとに九州地方有数の観光地として知られるようになりました。また、大分県は、海と山に囲まれた地域なので、海の幸にも山の幸にも恵まれており、農業や漁業が盛んに行われています。
農業では、特に、カボスと乾燥しいたけの生産が盛んです。カボス、乾燥しいたけともに、大分県での生産量は全国トップとなっており、県の名産品として全国に出荷されています。漁業も盛んで、県内の各地で様々な海産物が水揚げされています。特に有名なのは、豊予海峡の急流で育った関サバや関アジ、別府湾で採れるカレイ、豊前海で採れる鱧、豊後水道で水揚げされるトラフグ、日本有数の遠洋漁業基地・保戸島のマグロ、伊予灘でタコ壺を使って漁獲されるマダコなどです。大分県で採れる新鮮で美味しい食材を使ったご当地料理は、温泉とともに大分県を訪れる人を魅了しています。
温泉やご当地料理
大分県は、温泉やご当地料理を県のPRポイントとして、観光産業に力を注いでいます。県では、大分県ツーリズム戦略を策定し、今よりもっと大分県の魅力を国内外に発信していくための政策を実行しています。この中では、地域素材や地域文化を絡めた観光商品づくりや、地域食材やご当地グルメの発掘と質的向上、心温まるおもてなしの強化、交通の便の充実化が目指されています。
特に、地域食材を使ったご当地グルメのPR活動は県を挙げて盛んに行われています。温泉に訪れる観光客に大分の魅力を広くPRするため、各地の飲食店で地域食材を使った料理を提供しています。また、地域食材を活用した加工食品やお菓子なども積極的に開発されています。例えば、全国トップクラスの生産量を誇るカボスを使用した清酒やポン酢、ドレッシング、ジュースなどは、お土産としても大変人気です。また、大分県では、その地域でしか食べられないご当地グルメをテレビや雑誌やインターネットを活用して積極的にPRしています。現在では、そのようなPR活動が功を奏し、中津市の唐揚げや、日田市の焼きそば、大分市の鶏の天ぷらやサバやアジ、だんご汁などは全国的に広く知られるところとなりました。温泉だけでなくご当地グルメも、大分県観光産業の強みとなったのです。
この他にも、より多くの人を大分県に呼び込み、地域経済を活性化させるための政策の一つとして、「農村民泊体験プロジェクト」を行っています。これは、大分県の農村や漁村に中学生や高校生などの修学旅行生を誘致し、農山漁村での生活や農作業体験や特産品を使った料理の紹介などを行うというものです。このプロジェクトによって農村地域に経済的な潤いがもたらされました。さらに、人の出入りが増加したことによって、地域住民の暮らしにも活気が溢れ、生活が豊かになりました。
企業立地に位置的な優位性
大分県では、第二次産業も盛んに行われています。特に、沿岸部の地域は工業地帯となっており、様々な企業の工場が立ち並んでいます。鉄鋼や石油化学、自動車、半導体、電子・電気、医療機器、造船、半導体などの技術企業の立地が急速に進んでいます。この背景には、大分県の企業誘致政策があります。大分県では、自動車・輸送機器関連、エネルギー関連、電子・電気・機械・情報関連、食品・農林水産関連、医療機器関連の企業立地をする際の優遇制度を整備しています。特に、建物の新増設を伴う設備投資をする際には、不動産取得税や固定資産税の課税免除などの税優遇などが受けられます。また、建物の新増設を伴わない設備投資の際にも、事業高度化計画の申請を行うことで、様々な優遇措置を受けられる可能性があります。また、大分県は、空港や港湾、高速道路などの交通が充実しています。国内外へのアクセスが良好なので、物流における利便性が高い県だといえます。このような位置的な優位性も、大分県への企業立地が盛んな理由の1つとなっています