派遣の収入をアップする方法!事務系に強い資格
![](https://workin.jp/work/wp-content/themes/workin-lab/tmpl/img/banner191029.png)
派遣の収入が伸び悩んでいて、将来的な不満が出てきたという人もいるのではないでしょうか。派遣で収入をアップさせたいなら、スキルアップが得策です。今回は、派遣の中でも事務系の派遣に絞って、おすすめの資格と取得方法、資格の活かし方を紹介していきます。
【目次】
現在の派遣の収入に不満?資格取得を選び方目指そう
現在の派遣の収入に十分満足していますか。不満があるなら、資格を取得してスキルアップすることで、悩みが解決できるかもしれません。事務系の派遣の仕事を受ける場合の資格の必要性と、持っておきたい資格を紹介します。
派遣社員のキャリアプランに資格は必要?
派遣の仕事をするにあたって資格は必須事項ではありません。しかし、事務系の派遣を続けるキャリアプランにおいて、より条件の良い仕事を紹介してもらいたいなら、資格はあった方が良いです。
しかし、資格はどんな資格でもあれば良いわけでなく、マイナーな資格より、事務の現場で広く使われている資格が狙いどころです。資格取得を考えるなら、効率よく、現場で必要になるような、実用的なものだけを取得するようにしましょう。
なお、資格の所持については、将来的に派遣を続ける場合だけに限らず、再就職においても有利になります。資格を取得しておいて、将来的なキャリアに損はないでしょう。
事務やオフィスワークでオススメの資格
事務やオフィス系の派遣でおすすめなのは、通称MOSといわれるマイクロオフィススペシャリスト、日商簿記検定2級、TOEICの3つの資格です。
・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) Word・Excel
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、オフィス系ソフトのWordやExcelを展開しているマイクロソフト認定の資格です。実務で必要になるWordやExcelのスキルを測ります。
経理職などのデスクワークメインの仕事はもちろん、オフィス系の仕事全般、営業職など幅広い仕事で活かせる資格です。レベルは、一般的なスペシャリスト、上級者向けのエキスパートがあり、エキスパートを持っていると評価も高くなります。
受験機会も多く、ハードルもそこまで高くないため、資格取得を目指したいと思ったらマイクロソフトオフィススペシャリストからはじめてみるのもおすすめです。
マイクロソフトオフィススペシャリストについては、以下のリンクから公式サイトにて詳細を確認することができます。
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
・日商簿記検定2級
日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する資格試験です。簿記関連の資格では、知名度の高い資格になります。日商簿記検定は3級からありますが、3級は簿記の基本を問うような内容です。事務系でキャリアアップを狙うなら2級以上の取得が望ましいです。
日商簿記2級から推奨されるのは、商業簿記だけでなく、製造業などで多い原価計算を含む工業簿記の知識まで網羅されているからです。幅広い業界で簿記の知識を活かすことができますし、2級は経営分析の基礎的な知識も含まれるため、実戦的な事務作業には日商簿記2級程度の知識の有無が重要になります。
日商簿記検定については、以下のリンクから公式サイトにて詳細を確認することができます。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
・TOEIC L&R(Listening & Reading)
もうひとつ、英語系の資格としてキャリアアップに活かせるのがTOEICです。TOEICは英語レベルが10~990のスコアで評価されます。事務系の仕事で有利になるのはスコア600以上から。特に実務で英語が必要な外資系や貿易事務などで活躍します。
TOEICについては、以下のリンクから公式サイトにて詳細を確認することができます。
https://www.iibc-global.org/toeic.html
資格習得にはどうすれば良い?
事務系の派遣で資格によるキャリアアップを図るには3つの資格がおすすめだと紹介しましたが、習得するにはどうすれば良いのでしょうか。受験方法や各資格の将来的な価値について見ていきましょう。
資格を取るための受験方法
・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
MOSの受験は、全国一斉受験と随時受験があります。全国一斉受験は、申し込み後の受験票記載の開催地で行われるもの。随時試験は、自ら試験の開かれる受験会場に申し込む方法です。いずれも、事前のID登録が必要になります。
・日商簿記検定
商工会議所で直接、もしくはインターネットでの受験申し込みが可能です。試験も各商工会議所で行われます。
・TOEIC
TOEICは、Listening&Reading、Speaking&Writing、Speaking、Writing、TOEIC Bridgeの5種類の試験があります。近年、コミュニケーションスキルを測るためSpeaking&Writingも重視されるようになりましたが、まだまだListening&Readingが広く支持されています。
TOEICを受験するならListening&Readingが一般的で、ビジネスレベルでの目安はスコア600以上です。基本的にはインターネットから近くの受験会場で申し込みを行ないます。
それぞれの資格のビジネスにおける価値
・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
MOSはマイクロソフトが認定しているだけあって、国際的にも認められています。日本だけでなく、海外でも活かせる資格です。また、パソコンのソフトに関する資格で、客観的なパソコンスキルの証明にも役立ちます。
・日商簿記2級
日商簿記2級は、一般企業の経理だけでなく、会計事務所などの事務の仕事にも活かせる資格です。2級の上位資格である日商簿記1級に合格すれば、税理士や公認会計士の受験資格も得られ、将来的な国家資格取得の土台にできます。
・TOEIC
TOEICはスコア600がひとつの目安と紹介しましたが、スコア700なら昇格、スコア850なら海外勤務にも問題ないレベルになります。貿易事務や外資系の事務職を狙うなら高スコアであるほど有利です。
資格を取ってより好条件な派遣求人を探す
事務系に有利な資格を取得したら、今よりも好条件な派遣求人を探してみましょう。まずはインターネットを利用するのがおすすめです。
ネットの求人サイトで好条件な派遣仕事をチェック
求人サイトを利用して好条件な派遣案件を見ていくと、条件に一定の法則が見えてきます。特に資格に注目した場合、資格の有無により待遇が変わってくるはずです。例えば首都圏の自給1,500円以上で募集している案件は、そのほとんどがWordやExcelが必須となっています。こうした条件に加えて実務経験もあると、より好待遇な案件が見つかりやすいです。
好条件な派遣求人を探すならWorkinで
好条件な派遣求人を探すのであれば、Workinの求人検索をご活用ください。事務系の資格に絞って検索できるので、有資格者にあった求人を簡単に調べることができます。有資格者のための高時給案件もあるので見逃せません。
さらに、Workinの強みは豊富な情報量です。派遣社員のキャリアアップを目的としたコラムなどもあるので、求人情報だけでなく仕事探しや、将来的なキャリアマップ作成にも活かせます。
まとめ
事務系の派遣の仕事で、より収入の高い仕事を受けたいなら、キャリアアップができる資格の取得が重要です。中でも注目の資格が、パソコンスキルが分かるMOS、実務的な簿記の知識を測る日商簿記2級、英語のスキルを測るTOEICです。
いずれも、派遣の仕事で活かせるだけでなく、就活やさらにレベルの高い資格取得へのステップに繋がるので、できるだけ資格を取得する方向性で検討してみましょう。資格取得で準備が整ったら、求人情報やお役立ち情報が豊富なWorkinも活用してみてください。