第二新卒はいつまでなのか メリットや転職成功のコツを伝授
企業の求人募集などで「第二新卒歓迎」などと記載してあるものを見かけることがあります。
新卒と異なる第二新卒枠は、具体的にどのような年齢や経歴の人が該当するのでしょうか。
この記事では、第二新卒はいつまでなのか、メリット・デメリットや第二新卒が転職を成功させるためのコツについて紹介します。
【目次】
第二新卒は「学校を卒業しておよそ3年以内」が当てはまる
第二新卒は一般的に「学校を卒業して3年以内に転職(就職)を希望している人のこと」を指します。
高校卒業後ではなく、大学や専門学校などを卒業して3年以内が第二新卒に該当することがほとんどです。そのため、年齢であれば25~26歳前後が該当するとされています。
ただし、大学院卒や医学部などは卒業年齢も異なってくるため、年齢は前後することがあり明確な定義は存在していません。
つまり、卒業後一度就職したのち、3年以内に転職する20代半ば~後半の世代を指す言葉が第二新卒だと認識しておきましょう。
大学や専門学校をすでに卒業している人は「既卒」と呼ばれることもあるでしょう。第二新卒と既卒の違いが曖昧な人もいるのではないでしょうか。
既卒と第二新卒の違いは、就業経験の有無といわれています。大学や専門学校を卒業して3年以内でも、正社員として就業経験がなければ既卒として扱われることがほとんどです。
第二新卒で転職に踏み切る人は全体の約3~4割
令和2年に厚生労働省が公表したデータでは、就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者で36.9%でした。
割合が高い業種は、「宿泊業・サービス業」・「生活関連サービス業・娯楽業」です。高卒、大卒ともに就職後3年以内の離職率が5割を超えています。
これらの数値は、第二新卒者を卒業後3年以内就職者に絞っていますが、およそ3人に1人が転職に踏み切っているのが現状です。
また、高卒でも大卒でも小規模な事業所に就職した人ほど、第二新卒として転職する人が多いのが特徴です。事業所規模別で見ると、5人未満の事業所では高卒で61.9%、大卒でも56.3%が第二新卒で転職しています。いずれも半分を超える大きな割合です。
これに対して、1,000以上の事業所では高卒で25.6%、大卒で24.7%にとどまっています。
第二新卒のうちは転職に挑戦しやすい!
第二新卒は通常の中途採用と比べて転職に挑戦しやすい傾向にあります。ここでは、その理由について紹介します。
労働環境や条件が改善される可能性が高い
日々の労働時間や休日の実情は働いてみないと分からないことも多いです。実際は、希望する労働時間や休暇日数に相違があったり、予想と異なる業務範囲を担ったりすることもあります。
違和感を抱えながら仕事を続けるよりも「新たな環境で条件を変えたい」という人もいるのではないでしょうか。
第二新卒だと年齢や就業経験を考慮されるので、採用されやすいケースが多いです。そのため労働環境に変化をつけたい人には第二新卒での転職はおすすめといえます。
新しい職種や業種に挑戦しやすい
通常の中途採用だと、経験者でないと応募できない求人や経験者優遇と記載されている求人が多いです。その一方で、第二新卒では「未経験者歓迎」として募集している求人も多くあります。
そのため、これまでの職種や業種があまり合わなかった人でも、自分の特性を生かした職種や業種が見つかるかもしれません。
社会人経験や将来性を評価してもらいやすい
第二新卒は新卒ほどではありませんが年齢が若いため、スキルや実績がなくても、将来性やポテンシャルを評価してもらえます。
また、新卒との大きな違いは社会人経験があることです。基本的なビジネスマナーや社会人としての常識はすでに身についています。そのため、新卒ほど研修に時間やコストがかかりません。
新卒と通常の中途採用の両方のメリットを兼ね備えた存在であるため、採用に積極的な企業が多いです。
第二新卒は「不利」の声も?転職を考えるときの注意点
第二新卒は転職で全面的に有利に扱われるわけではありません。
企業や採用担当者によっては、やや厳しい目で見ることもあります。
一概にそうとはいえないものの、次のような点に注意しておきましょう。
早期退職のリスクを警戒されやすい
第二新卒のデメリットは「またすぐに転職してしまうのではないか」と自社に定着してもらえないと思われることがある点です。
就職してから3年以内に転職をするため、マイナスイメージが付きやすい傾向にあります。
面接や履歴書などで前向きな転職であることを積極的にアピールし、早期離職するのではないかという懸念を払拭することが重要です。
スキルや経験をアピールしにくい
中途採用枠での入社と比較すると業界経験なども浅く、スキルや経験のアピールで既卒者と採用枠を争うのは難しいと考えられます。
即戦力を求めている会社では採用が難しい場合もあるため、未経験・第二新卒歓迎などの求人を探して応募してみてはいかがでしょうか。
企業の中には社会人経験があり自社の環境に適応しやすい年齢として、第二新卒が好まれる場合もあります。
そのような企業では、第二新卒枠として募集を行っている場合もあるため、応募先の候補として検討することをおすすめします。
第二新卒が転職を成功させるコツ
第二新卒として転職を成功させるには、いくつかのコツを抑えておく必要があります。
ここからは、第二新卒として転職活動を始める際に知っておきたい、成功させるためのコツやアピール方法について紹介します。
自己分析で将来像をはっきりさせておく
第二新卒として転職活動を始める際には、まず自己分析をしっかりと行って自分の将来像を明確にしておくことが大切です。
キャリアビジョンやキャリアプランとして、将来的にどのような働き方をしてどのようなスキルを身に付けたいのかを考えておきましょう。
このキャリアビジョンを軸にして、希望するキャリアを達成することが可能な企業を探すようなイメージです。
企業にとっても採用した優秀な人材が長く定着することは、歓迎されていると考えられます。
長期にわたってやりがいのある仕事に携わるためにも、まずは自分がどのような仕事を行いたいのかを明確にしておきましょう。
自分の希望する業務に携わることができれば、働く際のモチベーションアップにもつながるのではないでしょうか。
転職先の「譲れない条件」を決定する
現在の職場よりも好条件の職場に転職したいと考える人が多いですが、すべての希望が叶うことは稀です。そのため、重視する条件を選んでおきましょう。
たとえば、仕事内容・収入・雇用形態・働き方などです。さらに、それらの条件のうち優先順位を明確にしておきます。
そうすると、求人を探しやすくなり、転職する目的も明確になるでしょう。
転職理由を前向きに伝える
第二新卒として転職活動を行う場合、面接のときに必ずといって良いほど聞かれる項目が「転職理由」です。
なぜ転職をしたいのかを明確にし、聞かれたときにしっかりと答えられるように準備しておきましょう。
また、同時に退職理由について聞かれることも多いため、ポジティブな言い回しに変換することも重要になります。
「仕事に飽きてしまった」を「新しい仕事にチャレンジしたい」に、「やりたい仕事ではなかった」を「さらにスキルアップできるように」などです。
もし、現在の職場に何か不満があって転職を決意したという場合であっても転職動機はポジティブに伝える必要があります。
職務経歴書や履歴書で自分らしさを主張する
職務経歴書や履歴書で自分がどのような人材で、どのように役立つのかを積極的にアピールしましょう。
スキルや経験をどのように仕事に活かせるのかを考え、応募する職種にマッチする人材だと主張することが大切です。
転職活動を有利に進めるためには、まず自分の希望に合う求人を見つけなければスタートラインに立つことができません。
Workinであれば「こだわり検索」で自分の希望条件に合う求人に絞って検索することができます。
また「らくらく自己診断」を活用すれば3分で自己診断ができるため、自分の強みが分からないという方におすすめです。
さらに、面接対策や履歴書の書き方、職業に関する知識なども「お仕事探しマニュアル」で事前にチェックできます。
第二新卒として転職を成功させるためには事前準備が重要になるので、Workinのさまざまな機能を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
Workinでは、正社員の求人も豊富に掲載しているため、希望の仕事を見つけることができます。
希望条件に合う求人が新たに掲載されたときは「ありますよ!メール」で通知されるので、好条件の求人も見落としません。
第二新卒として転職活動を成功させるための一助として、ぜひWorkinの活用をご検討ください。
まとめ
第二新卒での転職活動は、ネガティブなイメージがついている場合がある一方で人手不足の現代において武器になるものでもあります。
自分の強みを活かして転職活動を行うためにも、まずは自己分析をしっかりと行い、ミスマッチを防ぐための準備を行いましょう。
転職した先で自分のやりたい仕事を任せてもらうには、自分がどのような働き方を望んでいるのかを伝えることも大切です。
将来的なキャリアアップやスキルを身に付ける機会があるのかなども含めて、応募する前に確認しておくことをおすすめします。
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