【回答例あり】空白期間があるときのバイトの面接対策
資格取得のために勉強していた、体調不良で療養していたなど、さまざまな理由で職歴に空白期間ができることがあります。
勉強や体調不良などはやむを得ない理由ではあるのですが、面接で空白期間についてたずねられたときにしっかり説明できないと不採用の原因になるかもしれません。
今回は職歴に空白期間があるときの面接での説明方法や注意点を回答例付きで紹介しますので、「空白期間があるので面接が不安…」と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
【回答例あり】空白期間があるときの面接での説明方法
バイトの面接では、職歴の空白期間について必ず聞かれるとは限りません。しかし、空白期間があると、「この期間は何をしていたんだろう」と気になる面接官は多いものです。
空白期間が長いほど、なぜ働いていなかったのか、採用後長く働き続けられるのかと疑問や不安が出てくるため、空白期間について質問される可能性は高いでしょう。
このとき「何もしていませんでした」と答えるよりも、明確に理由を説明できたほうが面接官に好印象を与えられます。
また、答えに詰まったり動揺したりすると「何か聞かれて困ることがあるのか」と警戒されることがあるため、スムーズに回答できるようにあらかじめ空白期間の説明を考えておくことが大切です。
ここでは空白期間の理由別に、説明方法や回答例を紹介しますので、空白期間の説明をどうするか悩んでいる人はチェックしてみてください。
就職活動をしていた場合
就職活動が長引いてしまったら、ひとまずバイトで食いつなごうと考える人もいるでしょう。このような場合、バイトをしながら今後就職活動を続けるとしても、「就職活動がうまく行かないので」とそのまま伝えるのは控えましょう。
どうとらえるかは面接官次第ですが、「就職活動を諦めたということは困難なことがあるとすぐ辞めてしまうのでは?」「せっかく採用しても就職が決まった後すぐ辞めるのでは?」と思われる可能性があります。
以下のような、前向きですぐに辞める可能性があることを感じさせない回答をすると良いでしょう。
・回答例:「就職活動をしたものの、これだと思う仕事に出会えませんでした。そのため、興味のある職種で経験を積みたいと考えました」
勉強をしていた場合
面接で不利になりやすい職歴の空白期間ですが、勉強をしていたことが理由の場合は、マイナスになることはまずないでしょう。
学生だけでなく、社会人でも資格取得やスキルアップのために一時的に仕事を辞めて勉強することがあるからです。
応募職種に関連する資格勉強であれば、さらに好印象を与えられることもあるので、何のためにどのような勉強をしていたのか、明確に答えられるようにしておきましょう。
・回答例:「勉強に集中するために前職を退職しました。〇〇について学んでいたため、この仕事で役立つと思います」
体調を崩していた場合
体調不良が原因で空白期間ができた場合は、そのまま理由を伝えても問題ありません。ただし、面接官は業務に支障がないかを気にするため、現在は回復していることを伝えておきましょう。
体調不良が原因で前職を退職している場合は、継続する意欲があったが難しかったとやる気があることを伝えることが重要です。
もし治療継続中で通院などのために休んだり早退したりする必要がある場合は、面接の時点でそのことを伝え、「それでも働きたい」と意欲があることをアピールしましょう。
・回答例:「〇〇の症状があり、長期療養していました。月1回検査のために通院する必要がありますが、体調は回復しているので業務に支障はありません」
子育てや介護をしていた場合
子育てや介護をしていて空白期間ができている場合も、そのまま理由を伝えて問題ありません。やはり面接官は採用後に業務に支障が出ないかという点を気にするので、現在の子育てや介護の状況を伝えましょう。
子育てや介護によって短時間しか働けない、早退することがあるなど就業時間に影響が出る場合は、面接の時点で「シフトは〇時まで」「〇曜日は出勤できない」など伝えることが大切です。
・回答例:「出産、育児で忙しく働く時間が取れなかったのですが、子育てが落ち着いたので働きたいと思い応募しました」
単発の仕事をしていた場合
空白期間中に単発の仕事をしていた場合は、単発でも仕事をしていたことに変わりはないので、職歴に書いておくのがおすすめです。
応募職種に関連する単発バイトなどは、多少なりとも経験があるアピールにもなるので、ぜひ職歴に記載しておいてください。履歴書に書きづらい場合は、空白期間について聞かれたときに直接伝えても良いでしょう。
・回答例:「いろいろな職種を経験したいと思い単発の仕事を頑張っていました。〇〇の単発バイトもしたことがあるため、この仕事で役立つと思います」
空白期間を説明する際に注意すること
面接で職歴の空白期間について聞かれたときに明確に理由を説明することは重要ですが、とにかく何でも良いから答えれば良いというわけではありません。空白期間について説明する際の注意点を把握しておきましょう。
嘘をつかない
面接に受かりたいという気持ちから、空白期間について嘘をついてしまう人がいますが、嘘をつくのは避けましょう。
・実際は働いていなかったのに働いていたという
・経験者優遇だったので、やったことのない仕事をやっていたという
上記のような嘘はバレないように見えますが、面接官はこれまで何度も面接をしてきており、人を良く見ているので嘘をついているとすぐに見抜かれます。
もし面接でバレなかったとしても、採用後の雇用保険や住民税、年末調整などの事務処理の際に、働いていたはずの期間に無収入であったことが確実にわかるので、トラブルを防ぐためにも正直に答えましょう。
「家事手伝い」とはできるだけ言わない
空白期間に家事手伝いをしていたと答える人もいますが、家事手伝いはニートだととらえられる可能性があるので避けたほうが良い回答です。
実家が自営業や農業で、本当に家事手伝いをしていたなどでない限りは、ほかの回答を考えてみましょう。
空白期間があっても働ける仕事を探すならWorkin
空白期間が面接で不利になりそうだと不安な場合は、初めから空白期間があってもOKというバイトを探すのもおすすめです。
Workinは、こだわり検索に「ブランクOK」の項目があり、職歴に空白期間がある人でも希望に合ったバイトを探しやすいのが特徴です。
エリア検索もできるので、周辺地域に空白期間があっても大丈夫なバイトがないかを探してみてください。
まとめ
職歴に空白期間があると、面接の際に空白期間で何をしていたのかを聞かれることがあります。
このとき明確に理由を答えられないと不採用になることがあるので、しっかりと答えられるように準備しておきましょう。
どうしても空白期間に不安を感じる場合は、空白期間があってもOKのバイトを探すのがおすすめです。Workinを活用して、希望に合うバイトを探してみてください。