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群馬県に移住するなら見るべき!群馬の魅力を徹底解説

群馬県といえば、あの有名な草津温泉のある場所ですね。土地柄を気に入って移住したいと考える人も多くいるようです。

しかし、魅力的なのは温泉だけではありませんよ。それ以外にも知っておいて欲しいことはさまざまあります。

そこで今回は、群馬県の魅力について徹底解説していきますので、移住を考えている方はぜひ最後までご覧ください。

群馬県ってどんな場所?

群馬県の概要として、基本情報や文化についてご紹介します。

基本情報

群馬県の概況
・県内人口:1,937,626人
・世帯数:805,678世帯
参考元:群馬県「令和元年群馬県移動人口調査結果(年報)【平成30年10月~令和元年9月】」

内陸県であり、県内には5つのエリアが存在します。

・利根沼田エリア
谷川連峰や吹き割の滝などの自然に恵まれ、リバースポーツやスノースポーツなど季節に応じたアクティビティを楽しめます。

・吾妻エリア
県内でも有数の温泉地です。渓谷や湿地など美しくも雄大な自然に囲まれています。

・西部エリア
文化遺産が数多く残る貴重なエリアで、富岡製糸場は2014年に世界遺産に登録されました。

・県央エリア
花や果物などの自然の恵みが豊富にあり気候も穏やかなエリアです。

・東部エリア
産業が盛んで工場が多く東京へのアクセスが良好。歴史的な遺跡や渡良瀬川などの自然もあり、さまざまな側面のあるエリアです。

食・風土

上毛三山などの山々や尾瀬、利根川などの清流がある大自然が魅力のひとつです。

日本三名泉のひとつである草津温泉(昼、夜どちらも美しい湯畑や足湯、湯もみ)も有名でしょう。ほかにも伊香保、水上、四万など温泉が非常に多い地域です。

上州和牛や下仁田ネギなどの農畜産物も豊富で、ブランドとして全国的に知名度の高いものが多く存在します。

たくさんの食材があることで魅力的な郷土料理も多く、幅広の生めんと地元野菜を煮込んだ「おっきりこみ」や群馬県のおもてなし料理である「すきやき」は知る人も多いでしょう。

地域の歴史としては、江戸時代から昭和初期にかけて絹織物の生産が盛んに行われていました。上州の女性は養蚕織物業で働けていたため、従属的にならず元気な人が多いといわれています。

群馬県の生活環境

ここからは移住で気になる気候や暮らしについてお伝えしていきましょう。

気候

群馬県は地域によって気候が異なります。この違いを生み出している要因は、平坦な土地が広がっている南部に対して、西部や北部では山地が多いためです。

太平洋型の気候ですが、特に南の平野部は内陸県でもあることで夏の気温はとても上がりやすいです。さらに、この強い日差しで温められた空気は周囲の山を登り、雲を発生させるため雷が多くなるのが特徴的といえます。

逆に冬は、「空っ風(からっかぜ)」と呼ばれる乾燥した冷たく強い季節風が吹きます。

平地と違い山間部では、夏でも冷涼な気候で過ごしやすいでしょう。そして涼しさをいかして、夏秋キャベツの栽培が盛んです。冬は季節風の影響と気温の低さで雪がとても多く降ります。

暮らし

群馬県の住宅について
・持ち家は、3280万2千戸、持ち家率は 61.2%
・総住宅数は、6240万7千戸
・1世帯当たりの住宅数は1.16戸
・1968 年以降、総住宅数が総世帯数を上回る
参考元:総務省統計局ホームページ「平成30年住宅・土地統計調査」

群馬県の子育て・教育環境

次は移住先を決める判断材料にもなる子育てや教育環境についてご紹介しましょう。

充実した子育てで安心できる

群馬県教育委員会では、すべての親の家庭教育を社会全体で応援・支援するため「ぐんまの家庭教育応援条例」を定めています。

支援内容のひとつ「ワクわく子育てトーキング~ぐんまの親の学びプログラム~」を普及、実施されています。これは、ロールプレイをとおして参加者同士が交流し、子育てについて話し合って学び合う学習会です。

「ぐんまこども・子育て相談」という公式LINEアカウントも開設され、家族や友だちとの人間関係や子育ての不安などさまざまな相談ができます。

ファミリーサポート制度では、育児の援助を受けたい人と、援助したい人を結ぶ助け合いのシステムを構築しました。子育てと仕事を両立できるように、さまざまなサービスが実施されています。

■市の取り組み
ここからは、助成制度をより具体的に紹介するため、群馬県の県庁所在地である前橋市を一例に挙げてご紹介します。

・子育て遊び場「おおご」
大胡公民館 第1和室 毎週水曜日(午前10時~正午)無料
おもちゃや絵本もあり、親子でゆっくり遊ぶことができます。

・ぐーちょきパスポート
協賛店舗で提示すると店舗のご厚意で「ちょい得」なサービスが受けられます。保育所や学校などを通して配布されますが、保健センターや市役所でも受け取り可能です。高校生までのお子様のいる家庭は利用できるため活用したいですね。

・パパ・ママ子育て応援ブック
妊娠中から小・中学生になるまでの、子育てに関するサービス・相談窓口等を冊子にしたものです。前橋市のホームページから見ることができるので、困ったときはいつでも確認できます。

これら以外にもたくさんの取り組みが行われており、県や市をあげてのサポート体制が整えられていますので、安心して子育てができるでしょう。

将来を見据えた教育環境

群馬県では「ぐんま子ども・若者未来ビジョン2020」を策定しています。基本理念を「子どもの生命を守り、すべての子どもやその家族を支援します。」とし、20年後を見据えて子どもや若者が成長できる環境を整えています。

また「ぐんまの子どものための50のルール」を設け、早寝早起きなどの生活に関することや、大事な心がけなど家庭・地域・学校でも伝えやすい大切なルールが示されており、子どもの健やかな成長に役立つこと間違いないでしょう。

群馬県の移住支援

最後は、移住者に対して行われている支援について一部ご紹介しましょう。

お試し住宅として、4つのエリアで貸し出しがありますので、利用することで現地の雰囲気を感じ生活をイメージしやすくなります。

市町村ごとに支援施策もさまざまですので、気になる地域と重視する支援を照らし合わせて考えていきましょう。

分からないこと、気になることがあれば相談窓口やオンラインでの移住相談が可能です。対面での移住相談は東京メインでイベントが実施されています。

まとめ

今回は群馬県への移住に必要な情報をまとめてお伝えしてきました。

草津温泉は誰しも聞いたことがある程有名ですが、それ以外にも雄大な自然や文化遺産があり、産業なども盛んで魅力があふれる地域ですね。土地によって気候が変わる特徴もあるため、自分に合う条件で住む場所を決められるのも良い点でしょう。

子育てのサポートも県や市が全体で支えてくれる仕組みが整えられていて安心です。

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