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【30代からでも遅くない】地方へ移住するときの仕事探し

「都会の人混みで生活するのに疲れた」、「地方でのんびりと暮らしたい…」そんな思いを抱えていませんか。そうした希望を持つ人は年々増えつつあり、実際に都会を離れて地方へ移住する人も少なくありません。

しかし、30代だと仕事を探すのが厳しいのではと心配する声も聞かれます。本当に30代からの移住は遅いのでしょうか。そこで今回は、30代の方が地方で働くことのメリットやデメリットについてまとめました。地方移住に関心のある方は、ぜひ参考にしてください。

30代で地方へ移住し仕事をしている方も多くいる

地方移住をする人は近年増えていますが、その多くは20代の若い人だと思っている方は多いのではないでしょうか。たしかに20代で移住する人は多いのですが、30代の方も少なくありません。

総務省がまとめた資料「地域への人の流れに関するデータ」によると、平成17年から平成26年までの10年の間に、地方への定住願望を持つ人の割合は17.0%から32.7%に増加しています。

Uターンをする年齢のピークは22歳と若いですが、それ以降の年代で移住する人ももちろんいます。年代ごとに少なくなっていくものの、30代までは一定数のUターン者がいるようです。

30代での移住は、決して遅いわけではないといえるでしょう。

地方へ移住して仕事をするメリット

地方へ移住するというと、それまでのキャリアを捨てることになるのでは、もったいないと思われてしまうことがあります。都会でこれまで積んできたキャリアから離れて、あえて地方へ移住することに、メリットはあるのでしょうか。

生活費が安く済む

地方は物価が安く、家賃もリーズナブルなので、生活コストを安く抑えることができます。都市部よりも安い家賃で、広い部屋に住むことも夢ではありません。おいしい食材も、手頃な値段で楽しむことができます。

通勤ラッシュの負担がなくなる

都市部ほど人口が密集していない地方では、通勤ラッシュの混雑に悩まされることがほとんどありません。マイカー通勤が可能な職場も多くあります。通勤にゆとりが持てることは、心のゆとりや身体の負担の軽減にもなるでしょう。

豊かな自然な環境

地方は、都市部と比べて豊かな自然環境が多くあります。地方都市であっても、少し移動すれば海や山などにアクセスでき、さまざまなアクティビティも楽しめるでしょう。自然に癒されて、心も身体も健康的になるかもしれません。

子育てに良い

地方の魅力は、子育て環境にもあります。近所の人とのつながりがあるので、地域みんなで子どもを見守ろうという風潮があり、安心して育児ができます。

都市部よりも待機児童が少ないので、保育園や幼稚園に入りやすいのもメリットです。仕事と育児の両立を目指す人にも、地方移住はおすすめです。

地方へ移住して仕事をするデメリット

ここまでお話ししてきたように、地方移住にはたくさんのメリットがあります。しかし、良いことばかりではありません。地方で働くことには、もちろんデメリットもあります。

就きたい仕事があるか

地方で仕事を探してみると、都市部より明らかに求人の数が少ないことがわかります。場所によっては職種も限られており、これまでのキャリアを生かした職種に就くことが難しいこともあるかもしれません。

大手企業の求人は少なく、地元の中小企業しかないという場合もあります。どのような仕事がしたいか、自分に合う求人が見つからなかったらどうするか、などを考えなくてはなりません。

情報量が少ない

都会と地方の大きな違いは、情報量の少なさにもあります。企業も人も多く集まっている都市部では、参加を迷うほどたくさんのセミナーや勉強会が多く開催されています。

しかし、地方は都心部と比べてそのような機会は少ない状況です。参加しようと思うと時間をかけて都市部まで出なければならない、などということがほとんどです。

場所によっては大きな書店や図書館などもなく、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

しかし、仕事に余裕があるかというと、そうでもないのが現実です。職場によっては、人手が足りずに忙しく働かなくてはならないこともあるでしょう。

都市部のような充実したサービスはない上、思っていたよりバタバタとした毎日になってしまう、なんてこともあるかもしれません。

地方へ移住したいならお仕事探し

どこで住むにしても、生活のために仕事はしなくてはなりません。都市部ほど選択肢はないように見える地方ですが、やり方次第で、さまざまな働き方や稼ぎ方をすることも可能なのです。

就職するのであれば、地方企業が選択肢に上がります。地域に密着して事業を行っている地方企業は、地元からの信頼も厚く、地元に貢献している実感が得られるかもしれません。

地方へ移住するのを機に、独立するという人も少なくありません。ITエンジニアヤプログラマー、デザイナーなどは、フリーランスでも働きやすい職種です。ネット上でのやり取りができれば、移住前と同じように都市部の企業と仕事をすることもできるでしょう。

思い切って、地方で事業を起こす人もいます。自治体によっては起業支援制度があるため、都市部よりも起業しやすい環境が整っていることもあります。

地方移住ならではの制度に、地域おこし協力隊があります。これは、地方移住を希望している人が、一定期間住みながら地域協力活動を行うというもの。自治体から活動費として給与が支給され、1〜3年ほど働くことができます。条件は自治体によって異なるので、移住を希望する自治体に確認してみましょう。

地方の事業を継承する、という選択肢もあります。働く人が減っている地方では、後継者がいないために、なくなっていく事業が少なくありません。そのような事業を継承して、地方の仕事を守っていくことも、価値のある仕事といえるでしょう。

求人を探すのであれば、Workinがおすすめです。地方の求人が多数掲載されており、条件にこだわって検索できるので、自分にあった求人を探しやすいサイトです。

また仕事に関するさまざまな悩みの解決法を掲載しているお仕事探しマニュアルや、「ありますよ!メール」といった希望する条件に合った新着情報が届くツールなどもあります。
移住を考えているのなら、ぜひWorkinを活用してみるのはいかがでしょうか。

まとめ

地方移住は、自分のキャリアにとっても、長い人生にとっても、大きな転機のタイミングとなることは間違いありません。場所は変わったとしても、30代になるまでの間に経験したことは、なんらかの形で生かすことができるでしょう。

30代でも遅くはありません。地方へ移住したいという希望があるのなら、まずは行きたい地方に仕事があるのか、探すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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