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沖縄県には魅力がたくさん|移住しやすさや子育て環境を紹介

日本国内にある多くの移住先の中で、人気の高い都道府県のひとつが沖縄県です。「温暖な沖縄県に移住したいけど、生活環境はどうなっているのかな?」「子供連れの夫婦で、安心して住めるのか心配」などと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は沖縄県の基本情報や気候、食事、そして子育て・教育環境などについて紹介します。ぜひ移住の参考にしてください。

沖縄県ってどんな場所?

まずは沖縄県の基本情報と食事、風土の特徴を見ていきましょう。

基本情報

沖縄県は九州地方に位置しており、沖縄本島のほかに宮古島や与那国島、石垣島などの多くの島々から構成される県です。

県内人口は平成30年の推計で144,800人でした。前年比で人口数は3.1%上昇しています。

県は北部と中部、南部、そして宮古・八重島地域と大きく4つのエリアに分けられ、県庁所在地の那覇市があるのは南部地域です。

島であることから空路を利用した交通機関が発達しており、新千歳や仙台、東京、名古屋、大阪などの日本国内主要都市へアクセスできます。

参考元:総務省統計局ホームページ

食・風土

移住するにあたって食事やどんな土地であるかは重要ですよね。さまざまな国の文化から影響を受けた沖縄の食生活には魅力がたっぷり詰まっています。

まず、沖縄料理に欠かせない一品といえば、沖縄そばです。名前はそばですが、そば粉ではなく小麦粉を使用します。うどんのような麺で、かつお節や鶏、豚などから取ったさっぱり味のダシと良く合う郷土料理です。

チャンプルーは沖縄の豆腐となにか野菜を炒めたものを指します。炒める野菜の種類によって名称が変わり、中でもゴーヤチャンプルーは全国でも有名です。

そのほかマンゴーやパパイヤ、パッションフルーツといった南国フルーツ、栄養価の高いもずく、そして伝統的な揚げ菓子のサーターアンダギーなど、魅力的な特産物で溢れています。

さらに小さな島々から構成される沖縄県は、透きとおるような海、そしてサンゴ礁に囲まれています。数百種類にも及ぶ、美しいサンゴの数々に触れることができるでしょう。

また島面積の半分が国立公園となっている西表島には、約100頭しか生き残っていないとされているイリオモテヤマネコが生息しています。生きた化石とも呼ばれており、ぜひ一度は見ておきたいものです。

沖縄県の生活環境

温暖なイメージがある沖縄県は、どのような気候の特徴をもっているのでしょうか。暮らしとあわせて紹介します。

気候

1年の平均気温は23.1度と、ほかの都道府県と比べてかなり高いことから、数値的に見ても、沖縄県は温暖な気候であることが分かります。30度を超える日が1年間で100日以上になる年もあるほどです。

真冬であっても気温が10度を下回ることはほとんどないため、寒さが苦手な人には助かる気候といえるでしょう。

年間降水量は約2040㎜です。ほかの都道府県よりも高い数値で、たくさん雨が降ります。

中でも、特に注意が必要なのが台風です。沖縄県は台風のとおり道となるため、6月~10月にかけて1年間に7~8回も台風が近づきます。家屋を含めた台風対策は必須となるでしょう。

暮らし

沖縄県の持ち家率は平成30年の調査で44.4%でした。全国平均が61.2%なので、平均よりも低いことが分かります。

参考元: 総務省統計局ホームページ

沖縄県の子育て・教育環境

続いて、沖縄県の子育て・教育環境についてチェックしていきましょう。すでに子供がいる人や、これから子育ての予定のある人は必見です。

安心の子育て環境

まずは子育て環境についてです。県で行っている取り組み、そして市で行っている取り組みに分けて紹介します。

■県の取り組み
沖縄県中央児童相談所では子供のしつけやいじめの問題、不登校、発達、障害などの総合的な相談を受け付けています。医師や心理士、福祉職などの職員が担当するため、専門的なアドバイスやサポートを得られるでしょう。

また、こども医療費助成制度もあります。未就学児であれば医療費を現物支給、中学修了前までの子どもなら入院費用を自動償還してくれる制度です。幼い子どもの疾患に対して早期発見と早期治療へ金銭面の心配がなくなりますので、離れた土地での子育てに安心して向き合えますね。

■市の取り組み
市の取り組みは市町村ごとに異なりますが、ここでは県庁所在地でもある那覇市を例にあげて見ていきましょう。

那覇市には病気から回復期にある子供の保育支援として、病児・病後児保育があります。
回復期にあることから通常の集団保育が困難な子供に対して、病院などに設けられたスペースで保育士や看護師が預かってくれる制度です。

教育を充実させるための取り組み

沖縄県では教育を充実させるために、子どもの読書活動推進事業を行っています。
毎年4月23日の子ども読書の日と、当日から1週間の子どもの読書週間、そして10月27日の文字・活字文化の日と、当日から1週間の秋の読書週間に向けての普及・啓発活動が活発です。

さらに、小学校低学年から将来のキャリア形成を促すことを目的に、沖縄県版「キャリア・パスポート」があります。
子供一人ひとりがキャリア・パスポートを活用することで、勉強することや働くこと、そして生きることの意味を理解し、自己実現を目的とした制度です。

沖縄県の移住支援

最後に沖縄県への移住支援について紹介します。

まずは空き家バンクです。一部の市町村では空き家の有効活用を目的として、ネット上で空き家情報を検索できます。

石垣市では島外から移住する保育士を対象に、渡航費助成として40万円~50万円を支給してくれます。交通費や引っ越しの費用に充てられるので助かりますね。

また国頭村では、>村の生活を実際に体験してもらうために、移住体験住宅を完備しています。利用料は1人1泊2,000円からとリーズナブルです。

上記で紹介したほかにも市町村ごとに移住支援制度があるので、各自でチェックしてみてください。

まとめ

温暖な気候で、移住先として高い人気を誇るのが沖縄県です。沖縄そばやチャンプルーをはじめとして、沖縄県の独自の文化が感じられる特産物が豊富にそろっています。

子育て環境や教育環境も整っているため、子育て世代にも安心ですよ。

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