2020.07.20

県外で就職したい人必見～県外就職のメリットや成功のポイントを紹介～

今の職場が合わない、働く環境を変えたいなどの理由で県外での就職を考えていませんか。

県外就職というと、地方から都会へ出ての就職を指すことがこれまでは多かったですね。しかし、近年では地方移住が注目されており、地方での就職を指して県外就職ということも増えました。

今回はそんな県外就職について、メリットやデメリット、成功するために大事なポイントについてまとめました。地方での仕事の探し方もご紹介していますので、県外での就職を考えている方はぜひ参考にしてください。

─　このページの目次　─

1 県外で就職するメリット・デメリット
- 1.1 県外で就職するメリット
- 1.2 県外で就職するデメリット
2 県外での就職を成功させるポイント
- 2.1 なぜその土地に住み、働きたいのかを明確にする
- 2.2 地方の企業が求めていることや、技術をもっていることをアピールする
3 県外の就職先の探し方
- 3.1 ハローワーク
- 3.2 求人サイト
4 まとめ

県外で就職するメリット・デメリット

県外で就職すると、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。具体的に説明していきましょう。

県外で就職するメリット

県外就職で地方に行く場合、通勤の負担が減ることが大きなメリットといえるでしょう。
都市部と比べて電車やバスの本数こそ少なくなりますが、乗っている人の数が都会ほど多くないのでそれほど混雑しません。

マイカー通勤ができる職場も多いので、公共交通機関のダイヤに左右されることもなくなります。通勤ラッシュに悩まされている人にとっては、重要なポイントではないでしょうか。

地方へ行くと都会のように建物が少なく、豊かな自然が残っていることも多いです。車やバスなどの数が少ない分、排気ガスも減るので、空気も心地良く感じるでしょう。

自然やそれにまつわる文化と触れ合いながら生活できること、都市部よりも健康的な環境で暮らせることは県外就職のメリットといえます。

ある程度人が集まっている地方都市であれば、多少の電車やバスの混雑、街中の人混みはあるかもしれません。ただ、少し移動すれば落ち着いた環境の場所へアクセスできるので、都市部よりもストレスを減らすことはできるでしょう。

県外で就職するデメリット

県外で就職するデメリットとしてまずあげられるのが、働き始めるにあたって費用がかかることです。就職する前に下見などで何度か現地へ行く場面が出てくるので、移動費がかさみますよね。

実際に就職するとなると、引っ越し代や家具家電をそろえる費用なども必要です。実家で暮らしていた人であれば、月々の生活費も払うこととなるでしょう。

ただし、都市部での生活費と比べると、地方は家賃などの生活コストが安く済むことが多いです。もともと都市部でひとり暮らしをしていた人であれば、毎月の生活費に関してはこれまでよりも抑えることは可能でしょう。

就職先を探す上では、都市部より業種や職種の選択肢が少ないことがデメリットです。都市部は企業の数が多く選択肢も豊富ですが、都心から離れるほど選べる業種は限られてきます。

自分のもつスキルや技術、やりたいこととマッチしている人や、新しい業種にチャレンジしたいという人には向いているでしょう。やりたいことがない、今までと同じ業種を続けたいという人には、県外就職は難しいかもしれません。

県外での就職を成功させるポイント

住んでいる場所で就職活動をするのと比べ、県外での就職は難しい点が多いのは事実です。どうしたら県外就職が成功するのか、そのポイントについてお話しします。

なぜその土地に住み、働きたいのかを明確にする

多くの選択肢がある中で、なぜその土地を選んだのか、どうしてそこで生活して働きたいと思ったのかを明確にしておきましょう。関心をもったきっかけや魅力的に感じていることなど、住みたい、働きたいと思うようになったきっかけが説明できるようにまとめておくことが大切です。

「親戚が住んでいて頻繁に訪れており、住みやすい街だと感じた」といった個人的な理由でも良いですし、「〇〇という取り組みがきっかけで魅力を感じ、生活しやすい環境だと感じたため」など具体的なその土地のポイントでもかまいません。

なんとなく決めたのではなく、きちんと理由があってその土地を選んだということがわかってもらえるようにしておきましょう。

地方の企業が求めていることや、技術をもっていることをアピールする

就職活動をするにあたっては、自分がもっている技術やスキルが企業にとって役に立つことをアピールしなくてはなりません。

地方企業は大手のように教育に時間や費用を割く余裕がなく、即戦力を求めている場合もあります。これまで培ってきたものをどのように活かせるのか、自分がそこで働くことでどのようなメリットをもたらすことができるのかを、分かりやすく伝えましょう。

県外の就職先の探し方

県外だと距離が離れているので、就職先を探すことも難しいと感じるかもしれません。どのように探したら良いのか、その方法を見ていきましょう。

ハローワーク

地域を問わず利用できるのが、ハローワークです。県内外問わず、求人票を検索して閲覧することができます。

各地域にあるハローワークまで足を運ばなくても、インターネット上で閲覧することも可能です。公的機関なので、どこで利用してもサービスが平等に受けられることもポイントです。

希望する条件に合う求人が見つかったら、ハローワークで紹介状を発行してもらうことも可能です。その場で企業に連絡をしたり、面接などの日程を調整してもらったりすることもできます。

ハローワークを利用するには、求職申し込みを登録することが必要です。インターネット上では公開していない求人もありますので、時間を見つけて近くのハローワークへ行ってみると良いでしょう。

求人サイト

民間企業が運営する求人サイトも、就職先を探すには良いツールです。自宅などどこからでも検索することができ、ハローワークより求人数が多いこともあります。

そのため、多くの選択肢から探すことができます。職場の写真などが掲載されているサイトもあり、職場の雰囲気が伝わりやすいのもポイントといえるでしょう。

求人サイトWorkin なら、地方の求人情報に特化しているため、県外就職を希望している方にも探しやすいのでおすすめです。自己診断ツールで自分に向いている職種や業種を知ることができ、求人探しの際に参考になるでしょう。

「ありますよ！メール」に登録しておくと、希望する条件のお仕事情報をメールでお知らせします。効率的に情報収集ができるので、時間がない中で就職活動を行う人におすすめです。

「お仕事探しマニュアル」には、面接対策や履歴書の書き方なども詳しくご紹介しています。就職や転職の際、役に立つ情報が満載です。

まとめ

県外就職は、引越しという大きな移動を伴う分、ハードルが高く感じられることもあるでしょう。いざ引っ越して就職してから合わなかったことがわかると、またさらに費用や労力がかさむことになります。

県外就職を希望されている方は、今回ご紹介した情報も参考にしながら、自分に合った土地や就職先を探してみてください。
希望に合う場所が見つかれば、充実した生活や仕事を手に入れられるでしょう。