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移住先は静岡がおすすめ|充実した制度や魅力をお届け

静岡県は、関東からも東海地方からもアクセスしやすく、富士山をはじめとして豊かな自然に恵まれています。静岡県への移住を考える人や、静岡について知りたいと思う人も多いでしょう。

そんな方のために、静岡県の制度や魅力について、徹底解説します。

静岡県ってどんな場所?

まず、静岡の基本情報を紹介します。

基本情報

総務省統計局が発表している静岡県内の人口は、およそ3,659,000人です。
出典:(平成30年の推計人口)総務省HP

県内は大きく4つのエリアにわけることができ、該当する市町は次のとおりです。
■西部地域…浜松市、掛川市、袋井市、磐田市、湖西市、菊川市、御前崎市、森町

■中部地域…静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町

■東部地域…沼津市、三島市、富士宮市、熱海市、伊東市、富士市、裾野市、御殿場市、伊豆市、伊豆の国市、函南町、清水町、長泉町、小山町

■賀茂地域…下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町

(伊豆半島をひとつの地域として、西部・中部・東部・伊豆の4地域に分類する場合もあります)

食・風土

静岡県は、日本のほぼ中央に位置しており、海・山・湖など豊富な自然に恵まれています。その地勢は、日本の風土の象徴といえるでしょう。

県の北部には、富士山をはじめとして3,000m級の山々が連なり、それらの山地から流れる水が天竜川・大井川・富士川を形成し、肥沃な土地を作り出しています。

安定した気候や豊かな自然から、食に恵まれた県でもあります。特にお茶は、太陽の日差しをたっぷり浴びて栽培され、質・量とも日本一を誇っているのです。

温暖な気候を活かして、果物の栽培もさかんに行われています。県の特産品として代表的なみかん、メロン、イチゴなどのほかにも、ぶどう、柿、キウイフルーツなどが心をこめて生産され、全国に届けられています。

水がきれいなことから、静岡県ではワサビの栽培も有名です。県のワサビ産出額は日本一であり、日本特産の香辛料として海外でも「WASABI」として知られています。

県の南部には、遠州灘・駿河湾・相模灘に沿って、およそ500kmにわたって変化に富んだ海岸線が続き、漁業がさかんな場所となっています。桜エビ、トラフグ、カツオ、サーモン、イワナ、イカなど、種類は多岐にわたりますが、中でもしらすは生で食べられるほど新鮮です。

参考:静岡県ホームページ
http://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_wasabi.html
http://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_tealeaf.html

静岡県の生活環境

静岡で生活するには、生活環境も知っておきたいところです。気候や暮らしはどのようになっているのでしょうか。

気候

気候は海洋性気候で、北部の山岳地帯をのぞくと全般的に温暖な気候です。中でも、中部地区は気候が温和な傾向が見られます。静岡地方気象台の月平均気温は16.5度、年間平均降水量は2324.9㎜となっています。

四季の移り変わりがはっきりしており、冬の積雪量も平地ではあまり観測されません。

暮らし

総務省統計局の「平成30年住宅・土地統計調査」(都道府県別の主な指標)によると、静岡県の持ち家率は67.0%となっています。全国の持ち家率が61.2%ですので、全国平均より高い割合です。

出典:総務省「平成 30 年住宅・土地統計調査」
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf

静岡県の子育て・教育環境

静岡県に移住を考えているならば、行政による子育てサポートのチェックも見逃せません。静岡では、子育てに関してどのような制度が整っているのでしょうか。

子育てを徹底的にサポートする体制がばっちり

静岡県には、「静岡県単独福祉医療費助成制度」という制度が設けられています。これは、こども・母子家庭等・重度の障害者(児)を対象に医療費の助成をする市町(静岡市・浜松市をのぞく)を対象にした補助制度です。

また、子育てで悩んだ県民のために、「子ども・家庭110番」という電話相談システムを導入しています。子育て中は、悩んだり苦しんだりする気持ちが強くなることもあるでしょう。そんなとき、アドバイスを受けられたり話を聞いてもらったりすることができます。

このほかにも、児童虐待専用電話や児童相談所、こども救急電話相談事業、各種相談窓口が充実しており、悩みの相談窓口は多岐に渡ります。

■市の取り組み
静岡県内の市町でも、それぞれ取り組みを行っていますが、ここでは県庁所在地である静岡市を一例に挙げてご紹介します。

静岡市では、「静岡市子ども・子育て支援プラン」という計画が制定されています。すべての子どもと子育て家庭を応援するためのもので、次の3つを中心に進められているのです。
・幼児期の教育・保育の推進
・放課後子ども対策の推進
・子どもの貧困対策の推進

これらの事業が功を奏し、平成31年4月1日現在・令和2年4月1日現在のそれぞれで、保育所などの利用待機児童数がゼロとなりました。しかし、厚生労働省の定義に該当しない待機児童もいるため、今後も取り組みが続けられることになっています。

充実した教育を推進する環境

静岡県では、「有徳の人」づくりを推進しています。有徳の人とは、次のような人を表現しています。

1.自らの資質・能力を伸長し、個人として自立した人
2.多様な生き方や価値観を認め、人との関わり合いを大切にする人
3.社会の一員として、よりよい社会づくりに参画し、行動する人

引用元:静岡県ホームページ
https://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-170/index.html

この取り組みを県民に広め、県民自らが活動を行うために、「人づくり推進員」を教育現場や地域活動の場に派遣しています。

また、南海トラフ巨大地震や東海地震などの巨大地震から命を守るため、県教育委員会では「静岡県防災教育基本方針」に基づき、防災教育を推進しているのです。学校教育と、家庭・地域・行政が連携しながら、実践的に行っています。

静岡県の移住支援

静岡県では、県をあげて移住支援に取り組んでいます。東京圏から静岡県内へ移住して、中小企業などへ就業または起業された方には、「静岡県移住・就業支援金」として最大100万円が支給される制度があります。

また、県内の空き家を探すときには、空き家の情報が一度に検索できる「空き家バンク」を活用すると便利です。希望条件に合わせて、売買もしくは賃貸、それぞれの価格帯、地域、物件などの項目をそれぞれ選択して調べられます。

移住を希望する方に向けて、さまざまなイベントも行っています。地元の移住相談員と現地を巡る「まち歩き案内」や、都合の良い場所からパソコンで参加できる「オンライン移住相談会」、移住体験ツアーなど、希望する市町ごとで趣向を凝らした説明会が開かれているのです。

まとめ

静岡県は、移住者に対しても、そしてすでに暮らしている県民に対しても、住みやすい環境を整えるためのサポートが充実していることが、お分かりいただけたかと思います。

もし、静岡県へ移住した後に仕事を探すときは、Workinを活用してみてはいかがでしょうか。地域に寄り添う求人メディアとして、正社員、バイト、パートなどの雇用形態や職種から、希望の仕事を検索できます。

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