2020.07.20

県外への就職理由をきちんと決めておく必要性と就職までのフロー

「大学卒業を機に県外就職したい」そんな漠然としたイメージはもっていても、具体的な県外就職の志望動機が思い浮かばず困っているという方もいるでしょう。

今回この記事では、県外への就職を希望している・憧れを抱いている場合、志望動機をどうすべきか、後悔せず他県で働くにはどうすれば良いのかなどを、具体的な県外への就職・転職のフローを含めながら、ご紹介していきます。

─　このページの目次　─

1 県外で就職するメリット・デメリットから就職理由を考えよう
- 1.1 県外就職のメリット
  - 1.1.1 就職先の幅が広がる
  - 1.1.2 県外ならではの刺激を受けられる
- 1.2 県外就職のデメリット
  - 1.2.1 挑戦してみるまで詳細が見えない
  - 1.2.2 希望する県によっては競争率が高くなる
2 県外へ就職を成功させるために実施すべきこと
3 まとめ

県外で就職するメリット・デメリットから就職理由を考えよう

物事にはメリットだけではなく、デメリットもつきものです。もちろん県外就職にも、メリットとデメリットがあります。まずはそれらを理解することで、自分が本当に県外就職したいのか、後悔しない選択なのかを見極めましょう。

県外就職のメリット

それでは、県外就職のメリットを見ていきましょう。

就職先の幅が広がる

まず県外に転職するメリットといえば、仕事の選択肢の幅がぐんと広がるということです。就職希望地を地元だけに絞らず、県外も視野に入れることで本当に自分が就職したい企業を見つけられるチャンスが増えます。

県外ならではの刺激を受けられる

県外就職では、地元にずっといる場合と比較すると多くの刺激を受けられます。まったく知らないエリアに引っ越すことで、新たなスタートを切ることができるでしょう。

知っている人が多く、慣れ親しんだ環境で仕事をする場合と比較すると、頼れる人が少ないため、自立した生活を送ることができるでしょう。家族から離れることに抵抗があるという方も多いかもしれませんが、実家で生活するよりも金銭感覚などが早く身につくことは県外就職のメリットのひとつです。家族のありがたみが良くわかりますよ。

県外就職のデメリット

県外で就職したいと思っていても、「なんとなく」という理由では、就職後に後悔することになるかもしれません。

挑戦してみるまで詳細が見えない

県外に就職する場合、やはり実際に挑戦してみないと、どういった環境かわからないということがデメリットです。職場の環境はもちろんのこと、治安や周辺環境についても実際に生活を始めてみるまで、ライフスタイルがどれほど変わるのかなど、詳細に気付きにくいことがあります。

です。もちろん就職を希望している企業が自分に合っているかについても、下調べしましょう。

希望する県によっては競争率が高くなる

求人が多いということはそれだけライバルも増えるということです。職種や希望している県によっては、他県での就職と比べると難しい・競争率が高くなる場合があります。

都心ではなくても、同じ県の郊外に本社を構えている企業などもあるため要チェックです。その場合は、企業への志望動機をより明確化しておきましょう。

県外へ就職を成功させるために実施すべきこと

ここからは、後悔なく憧れの県外就職を成功させるために押さえておきたいポイントについて具体的にお話していきます。

希望の仕事や職種を決める

自分には「どのような仕事が向いているのか」、「どういったスキルがあるのか」を考えることがスタートです。学生時代のバイト・インターンシップの経験を活かすのか、それとも未経験の業界に挑戦してみたいのかによっても、仕事の探し方や希望理由は異なってきます。

職種や業種を絞ることで、就職を希望するエリアもある程度見えてくるでしょう。

就職を希望する県や地域の情報を調べる

就職を希望するエリアや職種が絞れてきたら、そのエリア情報を下調べしましょう。就職が決まったとしても、馴染めなかったり、住みにくいと感じたりするエリアではストレスが溜まってしまいますよね。エリアによって、家賃相場や交通アクセスの良さも異なります。

就職が決まってから、また引っ越してからわかるということでは遅いので、できる限り地元にいる間に下調べを行うのがおすすめです。実家への交通アクセスや治安についても注意して情報を集めましょう。

希望の求人を探す

県外就職を希望する職種とエリアが決まったら、希望の求人を具体的に探していきます。求人を探すにはさまざまな方法がありますが、エリアに特化したサイトや職種に特化した求人エージェントを活用するのがおすすめです。

自宅で希望のエリア・職種の求人を手軽に探したいシーンで、 Workin を活用してみてください。こだわり検索や職種・エリアを絞り込むことで、自分の条件に合った県外就職の求人が見つけやすいのが特徴です。

Workinはほかの就職サイトには案件数が少ない東北・北陸エリアの求人情報も豊富に取り揃えています。

「人∞仕事通信」なら、地元以外の情報もリサーチできるので要チェックです。県外就職した人の生の声やエリア情報についてのお役立ち記事が豊富ですよ。

地元から離れて県外へ就職したい理由を整理する

ここまできたら、本記事前半の「県外で就職するメリット・デメリットから就職理由を考えよう」を参考に県外就職したい理由をまとめましょう。

地元以外の企業に就職したい場合、面接時に必ず聞かれるといっても過言ではないのが県外就職の理由です。「なぜあえて県外の企業に就職したいのか」を尋ねられることになるため、「とにかく一人暮らししてみたい」といったあやふやな理由や例文どおりの回答では、仕事そのものに対する熱意が担当者に伝わりにくく、採用の可能性が下がってしまいます。

県外就職の面接では、その企業を選んだ理由はもちろんのこと、そのエリアを選んだ理由も考えておくことが必要です。

「県外には希望する職種が多い」「優秀な人材が揃う会社で自分のスキルを磨きたい」など、県外で就職をしたい明確な理由をいくつかまとめておけば、面接で自信をもって答えられますよ。

この仕事をするには、地元ではなく本当に県外就職でなければいけないのかをもう一度考え直し、面接官の質問にスムーズに答えられるよう準備しておきましょう。

求人へ応募する

地元で就職する場合も県外でも、求人に応募するステップはそれほど変わりません。面接や応募時のマナーを復習しておきましょう。

Workinでは、県外就職を検討している方も参考にできる就活・面接に役立つ情報を「お仕事探しマニュアル」から発信しています。

希望の求人を見つけて、応募する前に一度確認しておくとスムーズに進めることができるでしょう。

まとめ

後悔しない県外就職を実現させるには、メリット・デメリットを知ることからです。県外へ出て新しい自分を見つけたいと思っているものの「面接官に就職理由を尋ねられても今のままでは弱いのでは。」と不安な方は、どのような理由で県外へ就職したいのかをまずは明確化しましょう。もう一度自分を見つめなおして、後悔のない県外就職を実現させてくださいね。