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きっと移住したくなる兵庫県の魅力を解説

兵庫県には移住したくなる魅力がたくさんあることをご存知でしょうか。

この記事では、兵庫県の魅力について解説していきますので、まだあまり知らないという方や移住先をお探し中の方はぜひ最後までお読みください。

兵庫県ってどんな場所?

まずは兵庫県がどのような場所なのか、基本情報や食・風土についてご紹介しましょう。

基本情報

兵庫県は、近畿地方に含まれており日本のほぼ中央に位置しています。

北側は日本海に、南側は瀬戸内海に面しており、瀬戸内の島も県域に含まれ淡路島や家島諸島などが代表的です。

県内は中国山地が東から西まで連なっており、その山々によって南北に分けられ、地勢や気候に違いが生まれています。

県内人口は5,484,000人(平成30年推計)で全国第7位の規模でした。

参考元:総務省統計局ホームページ

但馬・播磨・摂津(神戸・阪神)・丹波・淡路の5つのエリアに分けられ、それぞれで歴史や風土も異なることから「兵庫五国」と呼ばれています。

食・風土

兵庫県は、「日本の縮図」といわれているほど多種多様な風土に恵まれており、各地で個性的な文化が根付いています。

清酒はその違いを味覚でも楽しむことができ、地域によっての特色が現れるものです。

県内には80ヶ所近い酒蔵があり、昔から酒造業が盛んでした。全国の27%もの日本酒が製造され、エリアごとに郷土色豊かな香りや味が楽しめます。

参考:兵庫県ホームページ「清酒」

お酒以外にも各地で特産品があり、播州にある手延べそうめん「揖保乃糸」は特に有名でしょう。現在は「そうめんの里」という資料館も開設され、体験や工場見学なども行うことができます。

「姫路菓子」も全国的に知られていますね。毎年11月ごろには姫路菓子まつりが開催され、姫路と県下のお菓子の魅力が伝えられています。

また料理には欠かせない醤油も、日本三大醤油生産地のひとつに数えられているほど有名です。実は、うすくち醤油は兵庫県たつの市が発祥の地なんですよ。

それほどまでの産地になり得た要因のひとつとして、揖保川の水質が醤油の醸造に適していたことがあげられます。県内には多くの川があり水にも恵まれていますが、一番大きな川は加古川です。

自然に恵まれ、標高1,510mの氷ノ山などが県土を2分し、県土の6割が山地となっています。川の河口付近には、たい積作用でできた沖積平野が広がり、多くの土地は山や川で形成されているといえるでしょう。

このような独特の風土によって生まれた個性ある地域が兵庫県です。各エリアを巡って魅力や個性の違いを堪能してみたいものですね。

兵庫県の生活環境

兵庫県は山地の割合が多いため、生活環境は特に気になる部分でしょう。ここからは気候や暮らしについてお伝えします。

気候

兵庫県の気候は瀬戸内海側、中央の山間部、日本海側の気候に分けられます。

中国山地を境にして、瀬戸内海側は全国平均よりも降水量が少なく温暖で過ごしやすいのが特徴です。

反対の日本海側は曇雨が強く、冬は季節風の影響を受けるため降雪量が多いエリアになります。

平均気温も地域により異なり北部は13.5~14.0℃・南部は14.5~16.0℃です。

暮らし

兵庫県の持ち家率は64.8%で、全国平均の61.2%よりもやや多い結果となりました。

瀬戸内海沿いに都市を形成しているため、人口密度としては全国平均を大きく上回っています。特に神戸・阪神地域に人口が集中している状態です。

逆に北側や郡部の人口は減るため、目的や希望に応じて住む地域を検討すると良いでしょう。

参考元:総務省統計局ホームページ「平成30年住宅・土地統計調査」(都道府県別の主な指標

兵庫県の子育て・教育環境

兵庫県で育児をしたい方のために、どのような子育て支援や教育が受けられるのかをご紹介しましょう。

充実した子育てサポート

兵庫県の子育て支援のひとつに「乳幼児等医療費助成事業」があります。

この事業は、小学3年生までの子どもの医療費の一部を負担するもので、病気やけがをしやすい時期には有難い制度ですね。

さらに、小学4年生から中学3年生までは「こども医療費助成事業」によって公費負担されるため、長期的に医療費の助成が行われます。

「ひょうご子育て応援の店」からも支援が受けられ、18歳未満の子どもがいる子育て世帯は、パスポートを提示することで料金の割引やサービスを受けることが可能です。

県内だけでなく、全国でも利用ができるようになっていますので、ぜひ活用してくださいね。

■市の取り組み
ここからは取り組み内容をより具体的に紹介するため、兵庫県の県庁所在市である神戸市を一例に挙げてご紹介します。

神戸市では独自に「子育てリフレッシュステイ」を行っています。

これは、病気・出産・事故などで子育てが難しくなったときに、子どもを一定期間あずけることができるという取り組みです。

ショートステイで1ヶ月10日以内の施設宿泊か、デイサービスで1ヶ月10日以内の日帰り利用ができます。

市内在住であれば使うことができますので、困ったときはとても助けになる制度でしょう。

小中学生の教育を支援する環境

兵庫県は「ひょうご教育創造プラン」を策定しており、すべての県民で学び育て支えることが目標です。

小中学校教育のなかでは「トライやる・ウィーク」という期間を設け、農林水産体験、職場体験、福祉体験など興味や関心に応じて社会体験を行い、一人ひとりの成長を目指して取り組んでいます。

また「自然学校推進事業」では、4泊5日以上の日程の中で自然や仲間とのふれあいをとおして、人間性や社会性などを育み、生きる力も身に付けることができるでしょう。

このように、兵庫県では県民の協力のもと、子ども達に多くの体験を積んでもらい成長を促すような取り組みが行われています。

兵庫県の移住支援

最後は兵庫県へ移住する際に、受けられる支援についてご紹介しましょう。

「空き家バンク」の運営が行われており、希望する地域の空き家情報を得ることができます。また、空き家紹介や実際の改修事例なども紹介してもらえるため、非常に参考になるでしょう。

県内の空き家活用の促進を目指しており、条件によっては改修費用や移転費の一部を支援してもらえます。

「住宅取得支援」が受けられると、最大30万円の補助も受けられるためぜひ活用しましょう。

まとめ

今回は、移住したいほど魅力のある兵庫県についてご紹介してきました。

兵庫五国や日本の縮図といわれるほど、エリアによって個性や特色の変化が富むのが魅力の地域です。実際に各地を見て廻ると移住したい場所が決まるかもしれませんね。

移住先の仕事探しで悩んでいる方はぜひ「Workin」をご利用ください。地方の求人に特化していることや、多くの条件を指定できる「こだわり検索」でご希望の仕事をすぐに探すことができますよ。

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