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福岡県には魅力がたくさん|移住のための情報を紹介

歴史的に魅力のある文化や、屋台も多く賑やかな夜の街が印象的な福岡県。移住先候補として検討している方も多いでしょう。しかし、いざ移住するとなると、福岡県の気候や暮らしなどの住みやすさはもちろん、子育て環境も気になるところですよね。

この記事では、福岡県に移住を考えている方へ向けて、福岡県の基本情報や生活環境を紹介します。福岡県の魅力をたくさん解説していきますので、移住を考える際に参考にしてみてください。

福岡県ってどんな場所?

まずは、福岡県の基本的な生活環境を見ていきましょう。

基本情報

福岡県の県内人口は、5,107,000人です。

福岡県は九州の最北にあり、九州と本州を繋ぐ交通の要とされています。また、朝鮮半島にも近く、アジアの窓口としても重要な地域で、北九州、福岡、筑後、筑豊の4つのエリアに分けられます。

参考:総務省統計局ホームページ

食・風土

福岡県は、全国8大都市のひとつでありながら自然も豊かで、農林水産業もさかんです。全国的に名が知られた名産品も多くあります。いくつか福岡県の名産品をご紹介します。

・博多ラーメン
主に福岡市で作られる、豚骨を強火で煮出した真っ白な豚骨スープとストレート細麺のラーメンです。店舗だけでなく、福岡名物の屋台でも提供されます。

・辛子明太子
辛子明太子は、スケトウダラの卵巣を唐辛子や昆布、酒などにつけ込んだものです。もともとは韓国で作られていたスケトウダラの塩辛を、辛子明太子店「ふくや」の創業者である川原俊夫が、日本人向けに味付けを研究して開発されました。

・いちご
福岡県は、東の栃木、西の福岡といわれるいちごの産地で、明治時代末期より栽培がはじまり、やがて県内全体に広がった農産物です。赤くて丸く、大きくうまい、という意味でネーミングされた「あまおう」は、有名ないちごの品種として知っているという方も多いのではないでしょうか。

・八女茶
福岡県の八女市と筑後市、八女郡で生産されるお茶のブランドです。1191年に僧侶が宋から持ち帰ったお茶が起源になっているといわれています。

福岡県は、地形も特徴的です。
三郡山地、背振山地、筑肥山地、耳納山地以外にも、筑紫山地、英産山地、津江山地、肥前山地などの山地があります。

また川も多く、一級河川の「筑後川」「矢部川」「遠賀川」「三国川」をはじめとして646本もの川があります。川沿いには、福岡平野、直方平野、豊前平野、筑紫平野などの平野が広がっています。

福岡県の生活環境

次に、福岡県の気候や暮らしを見ていきましょう。

気候

福岡エリアと北九州エリアは日本海側に面しているので、冬は季節風(からっ風)が吹き付ける日本海型気候ですが、1年をとおしてみるとおおむね温暖といえます。筑豊エリアと筑後エリアは周囲を山に囲まれているため、夏は暑く冬は寒い内陸型の気候です。

福岡県の平均気温は17.7度ですが、エリアによって差があります。内陸部では35度以上の猛暑の日が北部よりも多いですが、冬には福岡市や久留米市よりも1度ほど低く、積雪があるため、注意が必要です。

年間降水量は1,800mmを超えることが多く、県境の山地では2,400mmを超える地域もあります。梅雨に年間の降水量の3分の1が降ります。

暮らし

福岡県の持ち家率は52.8%で全国平均と比べると少ない印象があります。

参考:総務省統計局ホームページ「平成30年住宅・土地統計調査

福岡県の子育て・教育環境

移住を考えている子どもを持つ世帯の一番のチェックポイントは、子育て・教育環境ですよね。

福岡県は平成27年度より国が実施している「子ども・子育て支援新制度」を受け、地域のニーズを踏まえた「子ども・子育て支援事業計画」を定めています。

安心して子育てできる環境

・子ども医療費支給制度

福岡県では、3歳未満の子どもの医療費は無料、3歳以上就学前までは月800円、小学生は月1,200円で受診ができます。3歳以上就学前の子供の入院は7日を上限として1日500円、小学生は7日を上限として1日500円で対応してもらえます。

3歳以上は児童手当に従った所得制限がありますので、注意が必要です。詳しくは住居予定の市区町村の子ども医療担当課に問い合わせてください。

また、小学6年生までの子どもであれば、薬局の自己負担はありません。

・一時預かり事業

福岡県では、国の政策を受けて一時預かり事業を行っています。

一時預かり事業とは、2015年より国が行っている子育て支援で、保護者の入院や通院、介護、出産、冠婚葬祭、事故、災害、非定期的就労、就職活動などで一時的に家庭での保育ができなくなった場合に、指定の施設にて一時的に子どもを預かる事業です。

■市の取り組み
福岡県の各市町村で取り組みが行われていますが、こちらでは福岡市を例に、取り組みをいくつかご紹介します。

・幼児保育の無償化

幼保無償化は、2019年より国が行っている保育園や幼稚園の費用を援助する政策で、福岡市やそのほかの市でもこの政策を受けています。

幼稚園や認定保育園に通う3歳以上の子どもと0~2歳の住民税非課税世帯の子どもは、幼稚園と保育園の費用が無料になります。

認可外保育園や企業主導型保育施設に通う場合は、認定されると毎月37,000~42,000円を上限として補助を受けることができます。

・子育て支援応援宣言

子育て支援応援宣言とは、2010年に国が少子化対策として打ち出した制度で、企業の経営のトップが従業員の仕事と子育てを両立することを応援すると宣言して、県が登録する制度です。応援内容は企業によって異なります。

特色のある教育環境

福岡県では、以下に挙げる教育を行っています。

・プログラミング教育

2020年より小学校のプログラミング教育が必修となります。福岡県では、「プログラミング教育推進協議会」を設置して、プログラミング教育へ積極的に取り組んでいます。

・鍛ほめ福岡メソッド

福岡県独自の指導方法で、鍛えて、褒めて、子どもの可能性を伸ばす方法です。子どもの学ぶ意欲、自尊心、チャレンジ精神、勤勉性などを養うことを目的としています。

福岡県の移住支援

福岡県では、移住を考えている人に向けて、次のような支援を行っています。

・仕事発見!ふくおか暮らし体験事業

福岡県での仕事や暮らしを体験できる事業です。上限30,000円の福岡への旅費や宿泊費の補助があり、実際に仕事を体験できます。移住するより前に、地域の方々と知り合うことができますよ。

・お試し住居施設

各市町村が用意した住宅に一定期間住んで暮らしを体験できます。セミナーや交流会、短期ツアーなどの催しも用意されています。

・空き家バンク

福岡県の不動産情報を、福岡県への移住を希望している人に発信する制度です。見知らぬ土地での不動産購入や賃貸物件探しでも、安心して行うことができます。

まとめ

福岡県は九州の北にあり、都会でありながら自然も多くあります。気候も温暖で子育て支援や制度も充実しているので、小さいお子様を連れての移住・定住に向いている県です。

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