自然豊かな山梨県へ移住することでどのような暮らしができるのか
日本が世界に誇る富士山のある都道府県といえば、山梨県と静岡県ですね。特に最近では、より自然豊かな山梨県への移住を考えている方が増えているようです。
身近に富士山を感じる生活とはどういうものでしょうか。美しい風景を想像しますが、実際の生活となると分からないことが多いと思います。
そこで今回は、山梨県への移住を考えている方のために、必要な情報を整理してお伝えしますのでご参考ください。
山梨県ってどんな場所?
まずは山梨県がどのような場所なのかをご説明します。
基本情報
山梨県の総人口は818,391人(平成30年10月1日現在)、総面積は4,465,27㎢(全国第32位)で日本列島のほぼ中央に位置しています。
出典:やまなし県のあらまし2019(山梨県ホームページ)
https://www.pref.yamanashi.jp/ebook/aramashi/2019_aramashi_e/html5.html#page=9
東京圏に隣接していますが、富士山や南アルプスなどの山々に囲まれており、県土の約78%を森林が占めているほど自然豊かなところです。
東京都、神奈川県、静岡県、長野県、埼玉県に囲まれるように位置しており、海に面していない内陸県という特徴もあります。
2020年のオリンピックでは自転車競技ロードレースが開催される土地として知る方も多いのではないでしょうか。
食・風土
山梨県の食としては、なんと言っても果物が豊富にあるということでしょう。
多彩な果物の生産地であり、生産量日本一のぶどうをはじめ、桃、すもも、さくらんぼ、柿などの多くの果物が作られているためフルーツ王国とも呼ばれています。
さらに、ぶどうを原料とする日本ワインの発祥の地ともいわれており、約80社ものワイナリーが集積していますので、ワイン好きにはたまりませんね。
国内ワインの約2割のシェアを誇り、国外にも高い評価を受けている山梨県のワイナリーを巡ってみてはいかがでしょうか。
このように食に目がいきがちですが、実は宝石の地としても知られています。特に水晶貴石細工から続く伝統技法をもちいて出荷される宝飾品は、全国シェアの約2割を占めるほどです。
さらに、山梨県の精密機器や機械電子などのものづくり技術は世界でもトップクラスといわれています。伝統と最新技術のものづくりに取り組む人たちが活躍している世界に誇れる地域なのです。
ものづくりや農業などの就職口も多いため、そういった仕事に興味のある方にはおすすめだと思いますよ。
山梨県の生活環境
富士山だけでない多くの魅力がある山梨県ですが、実際に移住する場合に必要な生活環境についてもお話しします。
気候
まず気候としては、夏と冬や昼と夜など、最高と最低の温度差が激しい特徴があります。これは、盆地特有の内陸的気候と呼ばれており、海の無い山梨県の代表的な気候です。
県南部や東部では比較的暖かく過ごすことができますが、北部や西部の山岳地は寒冷になり雪も降りやすいでしょう。
逆に、降水量としては南部や西部で多くなり、北部では少なくなりますので、ご自身のライフスタイルに合わせて移住する地域を考えるのもひとつの方法です。
暮らし
現在、山梨県をさらに暮らしやすくするため、リニア中央新幹線や中部横断自動車道などの生活を豊かにする国家プロジェクトが次々と進行しています。
特にリニアが開通すると、甲府と東京都心が約25分で結ばれるようになるだけではなく、中京圏、関西圏まで無理のない日帰りでの旅行も可能です。
2027年には品川-名古屋間が先行開業となり、山梨県内にも新駅が開設し、その後に大阪まで延伸予定となっています。
交通の便が良くなる山梨県ですが、実は土地の価格が安く、持ち家住宅率が70.9%(平成25年)もあるのです。少しでも費用を抑えたい方にとってはありがたいですね。
出典:平成25年度住宅・土地統計調査結果(山梨県ホームページ)
https://www.pref.yamanashi.jp/toukei_2/HP/DATA/25jutaku.pdf
なんといっても、山梨県で暮らす魅力といえば、自然に恵まれているということでしょう。富士山をはじめ、南アルプスなどの雄大な山々に囲まれているため、おいしい水と空気に恵まれています。
そのため、平成25年には都道府県別健康寿命で男女ともに1位になりました。
出典:平成25年 健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均) (山梨県ホームページ)
https://www.pref.yamanashi.jp/miryoku/kurashi/kenkojyumyo/documents/h25jumyo_data.pdf
ゆったりと心地良い自然環境で生活できるにも関わらず、都心までわずか2時間で行ける距離感も魅力のひとつでしょう。
山梨県の子育て・教育環境
移住後に出産を予定されている方や、今後の子育てを山梨県で検討されている方もいると思いますので、子育てや教育に関する情報もお伝えします。
健やかに子どもを育む
山梨県は女性の社会進出も応援しており、働く親にとって子どもが病気のときの対応がとても大変であることに着目しました。そこで、県内すべての市町村と協力し、県内どこでも病児保育施設を利用可能としています。
さらに、少子化対策も行われ、第2子以降は保育料を3歳まで無料化されました。
また、妊娠中や育児不安を解消する取り組みとして、助産師が24時間電話相談を受け付ける産前産後ケアセンターが開設されました。
施設内では、抱き方や沐浴の指導などを受けるだけでなく、助産師に赤ちゃんを預けて入浴や睡眠などお母さんの休憩をはかることができます。
母子ともに支えてもらえるため、健やかに子どもを育むことができそうな充実した制度ですね。
未来を拓く『やまなし』人づくり
山梨県には教育としての質も高めている仕組みがあります。未来を拓く「やまなし」人づくりというのは、山梨県の教育基本理念です。
その基本目標としては大きくふたつ挙げられており、
・「たくましい力」を育てる
・「しなやかな心」を育む
とされています。自ら行動を起こせるように、また率先して学び考えていけるようにするための考えで、同時に人を思いやり、絆を深める優しい心を身に付けて欲しいという思いが込められているようです。
この目標を達成するために、さまざまな計画や方針がたてられ、学力や体力作りだけでなく豊かな心の育成やグローバル社会に対応した教育も行われ始めました。
学校教育も充実しているため、子どもを安心して育てていけるでしょう。
山梨県の移住支援
最後に、山梨県移住の際に受けることができる支援についてご紹介します。
山梨県移住支援のとして『やまなし移住・定住総合ポータルサイト』がオープンしました。こちらでは、移住に関するさまざまな情報や移住者のインタビューなども見ることができます。
また、移住金支援金セミナーの案内も確認できますので、移住を検討されている方はぜひご利用ください。
まとめ
移住すれば毎日富士山の見える山梨県の魅力や情報をお伝えしてきましたがいかがでしたか。
調べていくとものづくりとしても世界的に評価されていますので、富士山と合わせて世界に誇れる地域だと言うのが分かりましたね。
さらに、子育てや教育に対する制度も充実していますので、移住先として申し分ないことがいえそうです。今回の情報が少しでもお役にたてれば幸いです。
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