【充実の子育て支援】移住するなら自然豊かな長野市
長野市は、平成9年(1997年)に北陸新幹線(当時は長野新幹線)が開通してから、都心との往来が容易になり、移住先としても人気です。どのようなメリットがあるのか、生活や子育て・教育環境を紹介します。
長野市ってどんな場所?
まずは長野市の場所や文化を知っておきましょう。
基本情報
長野市は、長野県の中でも北部にある「北信」と呼ばれる地域に位置し、一部は新潟県の妙高市と隣接しています。7世紀に建てられた善光寺の門前町として栄え、戦国時代には川中島で合戦が繰り広げられました。
近年は新幹線開通や平成10年(1998年)の冬季オリンピック開催によって開発が進み、甲信越地方の中核都市として機能しています。令和2年6月1日現在の人口は374,633人、世帯数は162,388世帯です。須坂市をはじめとする周辺自治体からの流入を含めると、商圏人口は60万人を超えます。
新幹線を利用すれば、東京までは最速で1時間20分の近さです。同様に石川県金沢市へのアクセスも優れています。名古屋までは特急で約3時間です。
精密機器を中心に工業が盛んな長野県の中では、商業が中心で、サービス業や運輸・通信業、不動産業が生産額の上位を占めています。
(出典)長野市ホームページ:長野市の人口及び世帯数(令和2年6月1日現在)
(出典)長野市ホームページ:平成30年度長野県商圏調査結果
(出典)長野市ホームページ:位置・交通アクセス
(出典)首相官邸ホームページ:長野市の地域経済循環分析
食・風土
長野市は、長野駅周辺の中心部こそ都市化が進んでいますが、郊外へ足を延ばせば昔ながらの里山が広がるなど、自然環境が豊かです。観光名所としては善光寺のほかに、2,000年以上の歴史をもつ戸隠神社もあります。
そんな戸隠神社の名物にもなっているのが「そば」です。長野県のそばは「信州そば」として全国に親しまれています。また、そば粉や小麦粉で野菜や山菜などを包んで焼いた「おやき」も人気です。
ほかにも、長野市周辺の独特なうどんの食べ方として「おしぼりうどん」があります。辛味大根の搾り汁と味噌を合わせたつけ汁は、寒い季節に体を温めてくれるでしょう。
近年は、野菜をふんだんに使用した「あんかけ焼きそば」をB級グルメとして定着させようとする動きもあります。
長野市の生活環境
続いては長野市の生活環境です。自然が豊かでも暮らしやすいのでしょうか。
気候
長野市は周囲を山々に囲まれた盆地にあり、日中と夜間の寒暖の差が激しいところで有名です。
積雪量は多いときで20cm以上になる場合もありますが、すぐに除雪されるので、交通が遮断されることはめったにありません。また、気温の割に積雪量は少ないほうで、同様に降雨量も少なく、晴れの日が多いといえるでしょう。
(出典)長野市ホームページ:長野市移住・定住情報(長野市移住手帖Nターンのすすめ)
暮らし
長野市は、新幹線やJR、私鉄、バスと交通網が発達しており、官公庁や商業施設が比較的中心部に集中しているので、車がなくてもそれほど不自由しないかもしれません。長野市でも通勤に公共交通機関を使うよう、応援事業を展開しています。ただし、周辺自治体や観光地、里山へ足を延ばす機会が多いなら、車のほうが便利でしょう。
食費も1年をとおして野菜や果物が安く手に入ります。特に夏は近所で野菜や果物を栽培している家庭から、採れたてをおすそ分けしてもらえるかもしれません。
医療も充実しています。総務省統計局刊行の「統計でみる市区町村のすがた2020」によると、一般病院数(病床20床以上の病院を指す)は23です。人口に対する割合を考えると、豊富だといえるでしょう。
防犯にも力を入れており、夜間の安全確保のために防犯灯を整備する場合、経費の一部を補助しています。長野県警察の調べによる令和元年の刑法犯認知件数は1,877件で、人口に対する犯罪率は約0.5%の低さです。
(出典)総務省統計局:「統計でみる市区町村のすがた2020」
(出典)長野県警察:市町村別刑法犯認知件数一覧表
長野市の子育て・教育環境
家族で移住するなら、自然環境の良さだけでなく、子育てや教育の環境も気になります。どのような支援が行われているのでしょうか。
子育てに関する支援事業が充実
長野市では、地域ぐるみで子育てを支援できるように、体制を整えています。たとえば、妊娠時から参加できるセミナーを開催したり、産後ケアをしたり、訪問活動で養育を支援したりするなどです。相談の機会を増やすことで、親の孤立や子どもの事故、病気を防いでいます。
また、なんらかの理由で一時的に養育ができないときも、長野市が用意した施設に預けることが可能です。対象年齢は16歳未満と、幅広く利用できます。
ほかにも、子育て家庭優待パスポート事業に参加しており、長野市(長野県)の場合は18歳以下の子どもがいる家庭が対象です。協賛店舗で買い物をすると、優待サービスを受けられます。18歳以下の子どもがいる場合は、さらなる優待を受けられる「多子世帯応援プレミアムパスポート事業」の対象です。
(出典)長野市ホームページ:ながの子育て情報
ひとり親や妊婦の方の負担を軽減する教育支援事業
長野市では、小学校での教育に力を入れており、その一環として幼稚園に通っているときから、スムーズに学習できるよう体制を整えています。また、入学してからも放課後児童クラブや子ども教室の参加を促し、プラスアルファの体験や活動ができる機会も増やす予定です。
さらに令和2年度は、ひとり親の家庭を対象に、子どもの学習支援を行います。教科書の内容や宿題を中心に、学習支援員が自主学習を促すものです。
長野市の移住支援
長野市では、市役所の人口増推進課の中に「移住・定住相談デスク」を設置し、「Nターン」という移住に力を入れています。Nは長野の頭文字です。専門の相談員2名を中心に、移住の相談を受け付けています。
移住までは、実際に長野市の暮らしを体験してもらい、気に入ったら仕事と住まいを探すという流れです。中心部だけでなく、里山暮らしも体験できます。段階を踏んで進めていくので、生活が合わなかったり、仕事が見つからなかったりといった移住にありがちな失敗を防げるでしょう。
業種によっては移住にかかる費用を支給してくれる場合があります。住まいにおいては、移住者向けの市営住宅を安価で提供したり、空き家の改修にかかった費用を補助したりするなどです。
まとめ
長野市は自然が豊かでありながら都市機能も発達しており、移住しても便利に暮らせるようになっています。家族でも安心して移住できるでしょう。
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