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遠距離での就活の大変なところと成功させる方法について
就職活動をするにあたって、遠方での就職を希望したり、選択肢のひとつにしていたりする人は多いのではないでしょうか。
企業の数ややりたいこととの兼ね合いから、地元を離れて都会へ行きたい、違う地方へ行ってみたいと考えることは珍しくないでしょう。
しかし、遠距離で就活をするということになると、難しい面が出てくるのも事実です。
そこで今回は、遠距離での就活はどのような点が大変なのか、成功させるにはどうしたら良いのかについてまとめました。
─ このページの目次 ─
遠距離の就活は不利か
「遠距離の就活だと内定を得るのに不利になるのでは」、と心配してしまうことも多いのではないでしょうか。ほかにも遠方から来る人よりも、地元の人や近い人が優遇されるのではないかと考えてしまいますよね。
実際には、遠距離だからという理由だけで不利になることはありません。ただし、内定を出しても本当に遠くから来てくれるのかを、企業側が不安視することは考えられます。
そこで、企業に対して本気であることを示すためにも、志望動機などをはっきりとさせることが大切です。なぜわざわざ遠距離にあるその企業を選んだのか、どうして働きたいと思ったのかなどが伝わるようにまとめておきましょう。
いざ就職が決まったら、きちんと引っ越しができる準備を整えていることをアピールするのも大切です。
遠距離での就活は、まわりに同じ状況で就活をしている人が少ないという点では不利かもしれません。就活をしている友人と情報交換ができないので、効率的に就活を進めにくくなる可能性はあります。
遠距離の就活はお金がかかるか
遠距離で就活をすると、面接などで交通費がかさむというイメージはあるのではないでしょうか。実際にどういった部分にお金がかかるのか、費用面の対策などについてみていきましょう。
交通費
遠距離での就活の場合、どうしても交通費は必要になります。多くの企業の面接を受けると、現地に行く回数も増えていくので、その分だけ交通費がかかってしまいます。
できるだけ費用を抑えるための対策としては、まずは同じ日や前後の日に説明会や面接が入るようにスケジューリングをすると良いでしょう。面接対策が大変になるかもしれませんが、何度も移動する費用や時間、体力の負担は減らすことができます。
交通費そのものを安くするためには、学生割引や若者向けの割引制度、フリー切符などを活用すると良いでしょう。飛行機や新幹線など費用が高めの交通手段ではなく、高速バスや夜行バスを使うという方法もあります。時間はかかりますが、費用はかなり抑えることができるでしょう。
宿泊費や飲食費
複数日にわたって面接や説明会の予定が入った場合、現地での宿泊費や飲食費も必要になります。これも回数が重なる分だけ、費用も高くなってしまいます。
そこで利用したいのが、就活生向けのサービスです。ビジネスホテルなどでは就活生向けにリーズナブルに宿泊できるプランを用意していることがあるので、訪れる場所の近くにそうしたホテルがあるかどうかを調べてみると良いでしょう。
費用が安く済むという点では、カプセルホテルやゲストハウス、民泊なども使えます。長期間滞在する必要がある場合は、ホテルに複数日滞在すると費用が高くなってしまうかもしれません。ワンルームマンションやシェアハウスなどの利用も選択肢に入れておくと便利です。
旅行会社では、交通費と宿泊費がセットになったプランも用意されています。時期によっては単独で予約するよりも安く済む場合もありますので、一度調べてみると良いかもしれません。
面接や説明会の間が空いてしまい、カフェで時間を過ごすという場面もあるかもしれません。そのようなときは、就活カフェを利用してみましょう。無料またはリーズナブルな価格で利用できるので、カフェ代を抑えることができます。パソコンの利用や充電、有料でコピーもできることもあるので、面接の準備にも使えます。
遠距離の就活を成功させるためには
費用や時間をかけて就活をするのですから、なんとかして成功させたいところです。ここからは、遠距離での就活を成功させるためのポイントを確認していきましょう。
スケジュール調整のコツ
遠距離で就活を進めるとなると、説明会や面接のたびに現地へ行くことになります。遠方の企業へ何度も行くのは、費用面でも体力面でも大変です。
日程が近くなると、慌ただしくなります。就活を成功させるためには、綿密なスケジュール管理が重要になるでしょう。
就活だと複数の企業へアプローチしていることも多いのではないでしょうか。企業ごとのスケジュールをきちんと把握し、うまく移動の予定を合わせたり、日程が過密にならないように調整したりすることが大切です。
きちんと管理ができていないと、日程や時間を間違えたり、スケジュールに余裕がなくなったりしてしまいますので注意しましょう。
面接の予定が近い日程で重なると、対策も同時に進めることになるので、その分もスケジュール管理が必要です。対策不十分で不満の残る結果にならないように、準備にも時間がかけられるだけの余裕がもてることが理想です。
情報収集のコツ
遠距離での就活を成功させる上でもうひとつの大事なポイントが、情報収集をいかに効率的に行うかです。同じ地域で就活をしている人が近くにいない限り、友人や仲間との情報交換はなかなか簡単にはできません。志望する企業のホームページなどをこまめにチェックして、必要な情報が得られるように心がけましょう。
現地での合同説明会に参加したり、ハローワークや就職エージェントを利用したりするのも良い方法です。情報が集まっている場所にアクセスすれば、効率的に情報が集められるでしょう。
求人サイトにも、全国の求人情報がたくさん掲載されています。Workinなら地方の求人情報、特に東北や北陸エリアの情報が豊富です。細かな条件を入れて検索できるので、希望にあった求人を探しやすいのもおすすめポイントです。
まとめ
遠距離での就活は大変ですが、そこにしかない魅力があるのも事実です。希望する企業への就職が叶うように、できる努力はしていきましょう。
今回ご紹介した情報も参考にしながら、費用面でも体力面でも負担が少なくなるように、ぜひ工夫をしてみてください。効率良く進めていくことが、就活の成功にもつながっていくでしょう。