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地方に転職したいときの効率的な仕事の探し方

近年、自然豊かな地方に移住して生活したいと考える方が増えているようです。

しかし、いざ地方に転職したいと思っても、最初に何からすれば良いか分からない方は多いと思います。

そこで今回は、何から始めればよいか分からない方のために、地方に転職するときの流れや効率的な仕事の探し方をご紹介していきましょう。

転職が先か移住が先か

地方に転職する場合、転職先が確定してから移住する方法と、移住してから転職する方法があります。

移住してから転職する方法は、就職先が確定するまでに時間がかかる可能性もあり、経済的・精神的な不安が続く場合があるためおすすめしません。

さらに焦りから、妥協して就職先を決めざるを得なくなることも考えられ、後悔につながるリスクが高まります。そのため、転職先を決めてから地方に移住する方が、不安感が少なく無難でしょう。

都市部に比べると総合的に求人数が少ないため、すぐに希望の転職先が見つからない可能性が考えられます。一部の地方では求人倍率の高いところもあるため、転職活動の期間は少し長めに考えておいた方が良いかもしれませんね。

地方に転職し移住するまでの流れ

不安を少しでも減らしてスムーズに移住を考えていけるように、一度全体的な流れを把握しておきましょう。

地方の情報を集める

まず地方にはどのような場所があるのか、またそれぞれの地方の特色などの情報を集めていきます。あらかじめ移住の目的を決めておくとよりスムーズに情報収集ができるでしょう。

特に事前に調べておいた方が良い項目としては次のようなものがあげられます。

■生活に必要な費用

「地方だと物価が安い」と安易に考えていると危険です。

確かに、家賃などの住居費や土地の価格などは都心部と比べれば安いところが多くあります。また野菜などの食品類も一部安価なところはあるものの、生活全般に必要な消耗品や家電などの価格は大きく変わりません。

さらに、公共交通機関が都心部ほど発達していないため、自家用車が必要になるケースが多くあります。公共交通機関を使う方が、交通費が高くなる可能性もあるため、移住する地域の交通機関や自家用車の必要性も把握しておきましょう。

事前に生活費がどれだけかかるのかを考えておくと、求人の条件も決めやすくなるためしっかりと調査することをおすすめします。

■生活環境の把握

豊かな自然や快適に住みやすそうなイメージだけで移住をしてしまうと後悔するかもしれません。

通勤ラッシュもなく、自然豊かで穏やかな生活を送れるというのは地方移住の魅力ではありますが、特有の文化や医療機関、教育機関などは把握できていますか。

ライフスタイルに応じてさまざまな公共機関を利用する場面も出てくると思いますので、地方自治体の取り組みなども知っておいた方が良いでしょう。

自治体によっては、移住前に地域の暮らしを体験することができる取り組みもされています。不安がある場合には移住したい地方の自治体に確認して活用すると良いかもしれませんね。

移住地を決める

集めた情報をもとに移住先を決めていきます。もともと興味のあった地方がある場合は、自分に適した生活環境かを判断しましょう。

希望の職種がある場合は、先に希望の仕事が豊富な地方に絞ってから移住地を選定するのも良いですね。

候補地の求人情報を集める

移住したい場所でどういった仕事があるのか、希望職種がある場合は十分にあるか求人情報を集めましょう。

ある程度の情報が集まった後は、直接企業に見学や説明を受けに行き、自分の目で確かめた方が良いです。インターネットなどの情報だけでは、思い込みや誤解などの可能性があることや、職場の雰囲気を知ることができません。

直接行くためには交通費や休みの調整も必要になりますので、なるべく早くから準備に取り掛かる必要があります。

求人情報の収集は、移住地の決定と前後する場合もありますので、それぞれの状況や条件に応じて判断してください。

転職先の候補を絞って応募

候補を絞って応募し、選考を受けます。面接を受ける場合は事前に休みを調節する必要があり、複数回の選考が行われる企業もあるため、交通費など活動資金も事前に確保しておきましょう。

内定が出ればほぼ確定です。

住まいを決めて移住

内定後に現職の退職手続きなどをしましょう。退職の申し出のタイミングは就業規定により異なりますので、事前に確認しておく必要があります。

また、退職がすぐにできず長期化する場合もありますので、選考がある程度進んできたころから退職準備を始めておく方が良いでしょう。

退職後は移住先で住居を決めて引っ越すのみです。自治体によってはUターン転職者を優遇する制度などもあるので事前に確認しておいた方が良いですね。

地方で転職するときの仕事の探し方

転職するときは効率的に仕事探しをした方がチャンスを得られやすいので、ここからは効率的な仕事の探し方をご紹介していきます。

自治体などの支援情報をチェックする

IターンやUターンなどを検討している人向け、地方移住を検討している人向けに自治体が転職や就職に役立つ情報を発信していることもあります。

・住宅の確保
・子育て支援
・引っ越し費用の負担 など

各自治体によってさまざまな支援施策があるので、移住する地域について必ずチェックしておきましょう。

一部のハローワークではU・I・Jターンの求人を探すことも可能です。またインターネットから全国の求人情報を検索することができますが、必ずしも希望する情報が豊富に見つかるとは限りません。

就職フェアに参加する

地方自治体が主催して行う、U・Iターン転職希望者向けのフェアなどのイベントは定期的に開催されています。現地企業の採用担当者などと話すことができ、地方企業の様子を詳しく知ることができます。

年齢制限なしのものもありますが、学生や新卒者などを対象にしたものが多いです。

開催時期が限られているため、各自治体のホームページなどで情報を確認して積極的に参加しましょう。

求人サイトを利用する

さまざまな求人サイトがありますが、地方への転職を目的とする場合は地域密着型の求人サイトがおすすめです。

地方の求人をインターネットから検索でき、現地に足を運ぶ必要がなく、いつでも手軽に求人情報を検索できて効率的です。

特に『Workin』は地方密着の求人に強みがあり、希望するお仕事情報が届く『ありますよ!メール』などのサービスが受けられます。
さらに、北陸・東北の就職&イベント情報が満載のWorkinニュースもぜひチェックしておきましょう。

まとめ

地方に転職するときには、やはり下調べが非常に重要ということが分かりましたね。

移住に関しては地方ならではの魅力だけではなく、生活費が何にどれくらい必要なのか、生活環境はどのようになっているのかなど、注意することはたくさんありました。

調べることが増える中で仕事を探す手間を考えると、求人サイトの利用はとても手軽で効率的だと思います。転職をお考えの方は、試しに一度求人を検索してみてはいかがでしょうか。

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