ベトナム人材を採用するときに知っておきたい 特徴と注意点
日本で働く外国人労働者のうち、近年、急激に増加しているのがベトナム人の労働者です。取引先などが、ベトナム人を採用していると耳にしたこともあるのではないでしょうか。
この記事では、ベトナム人の雇用を考えている人事担当者向けに、採用前に知っておきたいベトナム人の特徴と雇用時の注意点を解説します。
ベトナム人の特徴「6K」を知ろう

ベトナム人の代表的な特徴を知っておくことは、企業にとって雇用しているベトナム人の良さを引き出すなど、さまざまなことに役立てられるでしょう。この項では、代表的なベトナム人の特徴6Kについて詳しく解説していきます。
器用
ベトナム人は、手先が器用な人が多いです。手先の器用さは男女問わずですが、その器用さを活かした伝統工芸品の繊細な刺繍、縫製製品の作業は主に女性の専門職とされています。まつげエクステやネイルアートなど、器用さを活用して、ベトナム国外で活躍している人も多いです。
向学心旺盛
ベトナム人は、勉強や自身のスキルを磨くことに熱心な人が多いです。収入を上げるために言語スキルの向上を図る人もおり、仕事の後に語学学校に通ったり、外国人の利用が多い職場でバイトをしたりする人も珍しくありません。
このように、ベトナム人が向学心旺盛なのは、親世代が苦労した人が多いからといわれています。苦労した親や家族に少しでも楽をさせてあげたいという思いから、少しでも収入を上げるために自らスキルを磨く努力をするのです。
日本で働くベトナム人のなかには、本国にいる家族のために仕事で得た報酬の一部を仕送りしている人もいます。
かかあ天下
ベトナム社会は、かかあ天下で、公私ともに女性が主導権を握っていることが多いです。ビジネスにおいても女性の活躍が多く、女性が管理職となっていることは珍しくありませんし、夫より妻の給料が高いケースもよく あります。
これは、ベトナム人女性にしっかりした人、勤勉な人が多いためです。ベトナムでは、さまざまな場面において、女性が輪の中心となって取り仕切っている光景も 多く見られます。
コネ社会
ベトナム社会では、血縁関係や有力者などの人脈がビジネスに根付いています。ベトナムでは、さまざまな困難な時代があり、何よりも家族や人どうしの強い結びつき(ネットワーク)を大切にする文化が生きるすべとして必要だったためです。
家族主義で、家族や自身の利益を追求するという考え方は今でも多くのベトナム人のベースにあり、そのためにベトナム人に受け入れてもらえるまで時間がかかる面も あるでしょう。
しかし、ひとたび受け入れてもらうことができれば、人脈を大切にする傾向がありますので、ビジネスやコミュニケーション、さまざまな面がスムーズにいく可能性も高いです。
近視眼的
ベトナムでは、長い間、不安定で将来が見えない時代が続きました。そのため、将来の利益よりも 今の小さな利益といった ように、ものごとを近視眼的にとらえる人が多いです。
そのため、長期的にものごとを考えて計画を立てるよりも、短期的な視点で考え、すぐに行動に移すことが得意な人が多いでしょう 。
近視眼的なものごとの考え方は、すぐに行動しなくてはならない場面ではメリットになりますが、長期的で継続的なプランが必要な仕事においては注意が必要な部分です。
交渉上手
日本では提示された値段でものを購入することがほとんどですが、ベトナム、特に市場のような場所では日常的に値段交渉が行われています。
ベトナム人が交渉上手といわれるのは、人と交渉する環境で生活している人も多く、相手を自分のペースに落とし込むことに長けている のかもしれません。
ベトナム人を採用する際の注意点
ここまで、ベトナム人に多い特徴を紹介してきました。ベトナム人の特徴を踏まえ、この項ではベトナム人を採用する際の注意点についてふれます。
先入観を持たない
ベトナム人の特徴として挙げた6Kは、ベトナム人を雇用する際のイメージとして活用してみてください。
たとえば人脈を大切にする人が多いからこそコミュニケーションをしっかり取るように気をつけるなど、国民性を知っておくことはベトナム人雇用を進める際の参考にもなるでしょう。
しかし、同じ日本人でもさまざまな性格の人がいるように、6Kすべてがベトナム人に当てはまるとは限りません。同じベトナム人でもさまざまな特徴をもつ人がいます。
ベトナム人を雇用する際は、「ベトナム人だから絶対〇〇なはずだ」、「ベトナム人は日本人と比べて〇〇だ」と、勝手な先入観で人格を決めつけないことです。
6Kとして取り上げた特徴は、ベトナム人に多いというだけであって、全員が同じ特徴をもっているわけではありません。あくまで傾向として理解して、ひとりひとりを知る努力をすることが、受け入れる企業側には求められるでしょう。
外国人雇用についての労務知識を身に付ける
ベトナム人に限らず、外国人労働者を雇用する場合は、雇用する人がどのような文化をもって、どのような考え方をするのかよく 理解する必要があります。
さらに、相手を理解するだけでなく、在留資格を確認する、外国人雇用のために届け出を行うなど、実務的な面も知っておかなくてはなりません。
外国人労働者による人材の確保は、人手不足に悩む企業にとって将来の希望となる一方で、外国人雇用の労働知識を身につけておかないとトラブルになる可能性があることも事実です。
外国人雇用を検討しているのであれば、まずは必要な知識から集めるようにしましょう。Workinでは、外国人採用や外国人雇用に関しての情報を数多く配信しています。
Workinが記事を配信しているWorkin HRには、情報収集に最適な情報が盛りだくさんです。同メディアでは、各種お役立ち資料のダウンロードができるほか、外国人雇用にも関係する労働や法律関係の知識も得られますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
しかし、同じベトナム人でもひとりひとり性格や育った環境は異なります。6Kはあくまで参考程度に、個人をしっかりみて採用することが大切です。

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