データから分かる求職者にアピールできる求人原稿とは?<女性求職者/東北・新潟編>

Workin.jpは、東北6県(岩手、宮城、山形、秋田、青森、福島)と新潟県に対し、アンケートを実施しました。その集計結果から、女性が求職の際に知りたい情報を検証し、効果的な求人原稿の作成について解説します。

女性に読まれる・選ばれる採用情報作りのキーワードは「具体化」

ご承知の通り、結婚・出産後の女性が仕事を選ぶ際、家事や子育てと両立可能な仕事や環境かどうかは非常に気になるポイントです。働きやすい職場づくりに力を入れている企業様も多いのではないでしょうか。こちらの記事では「求人条件」以外のどんな情報を女性が求めているか、アンケートデータを紐解いていきます。

「求人条件以外のどんな情報を積極的に知りたいと思っている?」
「社内の写真と動画、どっちを見たい人が多い?」
「社長・人事担当者・スタッフ、誰のメッセージを一番読みたい?」

等々、すぐに生かせるヒントをご紹介していきます。求人内容を考える際にぜひお役立てください。

第1位は「シフト・勤務時間例」~知識がなくてもすぐに実践できる!~

第1位は「シフト・勤務時間例」

最も回答率が高かったのが「シフト・勤務時間例」で、過半数を超える60%の方が「積極的に見たい」と回答しました。

勤務時間に関する情報は、主要求人メディアが記載を義務付けていることも多いため、ほぼ全ての企業様が求人原稿に記載している情報です。

これを図※のように表現したものが「シフト・勤務時間例」です。見せ方を工夫し、勤務状況の具体的な情報を盛り込むことで、見る人が自分に当てはめて考えやすくなります。作成する際は子どもの有無や雇用形態、勤続年数などの属性情報を添えてあげると、働きやすさを伝えやすくなります。

そして、この方法のよいところは、画像データを使用できない場合でも、簡易的なものであれば箇条書きで表現することができる点です。

①勤務時間のみの記載
週3回、5時間から応相談

②勤務時間(デザイン画像)

サンプル①
サンプル①
サンプル②


③勤務時間+シフト例(箇条書き)
週3回、5時間から応相談

<シフト例:パート2年目 Aさんの1週間>
お子さんが保育園にいる時間の中で勤務している子育てママさんです。
月 :10~15時勤務
火 :10~15時勤務
水 :お休み
木 :10~15時勤務
金 :10~15時勤務
土 :お休み
日 :お休み

特別な知識がなくても気軽に取り入れられます。効果的な表現方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

男性より女性の方が気にしている「社内・店内様子」~男性の1.5倍の人が積極的に見たいと回答~

男性より女性の方が気にしている「社内・店内様子」

2番目に多くの女性が選択したのが「社内・店内の写真」です。男性でこの項目を選択した人は30%、一方、女性の場合は45%と半数近い人が積極的に見たいと回答しました。「社内・店舗の様子が分る動画」でも男性より女性の回答率が高く、男性より女性の方が、仕事選びの際に視覚情報に影響を受ける傾向があります。

その理由は大きく分けて2種類あると考えられます。

1つ目は、見た目や雰囲気の良さを仕事選びの決め手にしたいというケースです。仕事探しの際、諸条件とともに「自分の好みの雰囲気で働きたい」というニーズはカフェや美容系、アパレルなどの業種を中心に根強く存在します。特に社内や店舗のビジュアルが魅力的な企業様の場合、写真で積極的にアピールすることをお薦めします

そしてもう一つは、不安感の払拭です。実際に働く場所がどんなところなのかを知ることで応募先への不安感を軽減できるということです。事前情報がないと、求人条件が合っていても応募前に少なからず不安を感じてしまうものです。
写真を掲載することで、見る人に企業の存在や職場の雰囲気がダイレクトに伝わり、不安が軽減されます。普段のありのままの職場の「社内・店内の写真・動画」でも、掲載することで、応募を迷っている求職者の背中を押せる可能性があります。

企業からのメッセージ、積極的に読みたいのは、社員・スタッフ>人事>社長・店長

採用サイトや求人原稿に、社員や社長のコメントを入れている企業様も多いと思います。色んな立場の方のコメントを掲載できるのが一番ですが、掲載できる情報量や掛けられる手間に限りがある場合は「誰のコメントを載せるのがよいか?」を考慮し取捨選択する必要があります。

今回のアンケートでは、仕事探しをする女性が積極的にコメントを読みたい対象は「社員・スタッフ>人事>社長・店長」という順で回答が集まりました。

企業からのメッセージ、社員・スタッフ>人事>社長・店長
1位:社員・スタッフ 32.0%
2位:人事 20.1%
3位:社長・店長 18.4%

就職後に自分と同じ立場となる人がどう働き、何を感じているかといったことに関心が高いようです。もちろん、企業様ごとに自社の魅力を引きだすために誰のコメントを採用するのがベストかは異なります。人事担当者や社長のメッセージを採用するのがよいケースもあります。そういった場合は読む人の「目線の高さ」「関心事」に合わせた内容を盛り込むことを意識してメッセージを用意するとよいでしょう。

今回の調査結果から、女性は仕事と家庭を両立することを前提に、制約のある条件の中でも、まずは勤務時間・日数や勤務地といった条件から求人を選んでいっていること。また有意義に働ける職場を求め、事前に条件だけでは推し量ることのできない環境面での多くの情報を集めていることが明らかになりました。女性が働きやすい職場であることをうまくアピールできれば、より応募を促進しやすくなるということです。

必要な人材=ターゲットに向けて情報を効果的に発信するには、ユーザーの目線に立って求人原稿を作成する必要があります。求職者ごとの状況や置かれた環境を想像して、何を求められているのかを具体的に考えて広告を作成することが、ポイントになるでしょう。

「東北・新潟調査アンケート 求職者動向」
調査機関:株式会社廣済堂
調査対象:6736名(男性:3360名、女性:3376名)
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県に住む15歳~59歳の男女。
※「仕事探し(就職活動)を1年以内に行った方」へ有意抽出を行った
抽出後対象:402名(男性:190名、女性:212名)
調査期間:2016年12月22日(木)~1月13日(金)
調査方法 :インターネットリサーチ

 

東北・新潟調査アンケート 求職者動向 無料配布中

記事内に書ききれなかったアンケート結果の詳細を無料PDFにて配布中。東北・新潟での採用活動に是非ご活用ください。


whitepapaer

 
<東北・新潟エリアの求職状況!男女で違う働くために重視する条件とは?>

  • 重視するポイント:男性は「給与」、女性は「勤務時間・日数」が第 1 位
  • 女性は勤務環境を重視?半数の求職者が「社内・店内の写真」を見たいと回答
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    求人博士ハカペン

    南極近くの島国出身で、現在日本の仙台市在住。大学で経済学を学んでいる。求人メディア「Workin(ワーキン)」でアルバイト中。メインキャラクター「ワーペン」の幼馴染で、物知りの優等生。あだ名は「ハカさん」。