ATSとは|採用にどのように役立つのかを解説
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求人への応募がきちんと管理ができないと、自社の採用管理に悩みを抱えていないでしょうか。採用管理の悩みは、ATSの導入で改善できるかもしれません。
この記事では、ATSの概要やメリット、デメリットを交えて、ATSの特徴の活用について紹介します。
ATSとは

何のために利用するものか
ATSでは何ができるのでしょうか。ATSの利用の例をいくつか紹介します。
■求人情報・採用ページの作成
ATS利用すれば、連携している求人サイトへ求人を掲載することができます。また、独自の採用ページを作成できるATSもあります。掲載したい求人サイトへのアクセスと入力、採用ページの外注をせずに、ATSひとつで求人掲載や採用ページ作成が可能です。
■応募者情報の管理
ATSで応募者情報をまとめて管理することで、合否や案内などのメールを自動で送信することが可能になります。
■選考や面接情報の管理
書類選考のスクリーニング、スケジュール機能と連携させることでの面接日の調整など、応募者自身の情報だけでなく選考に必要な情報管理も可能です。
■内定者情報の管理
採用後も内定者を適切にフォローできるようなシステムも利用できます。
ATSの種類
ATSには、ATSソフトをデバイスにインストールしてシステムを利用する「オンプレミス型」、インターネット上で管理する「クラウド型」があります。初期費用が削減できることなどから、現在はクラウド型のATSが主流です。
ATSを利用するメリット・デメリット
ATSを利用することで何が変わるのか、この項ではATS利用のメリット・デメリット、ATS選びのポイントについて見ていきましょう。
メリット
ATS導入のメリットは、採用コストの削減に役立つことです。どのようにコストカットできるのか、具体的に見ていきましょう。
■業務の工数を削減できる
ATSは、採用に関するさまざまな機能をまとめたシステムです。ATSを立ち上げることによって、必要な人事業務をまとめてできるため、工数削減につながります。工数削減によって、人事担当者の負担を減らすことが可能です。
■人的コストを削減できる
採用活動では、必要に応じて企業説明会を実施するなど、人的コストがかかる場面も多いでしょう。ATSを活用して採用に力を入れたり、内定者とのコミュニケーションに力を入れたりすることは、これまでの採用活動を見直し、人的コスト削減につなげることもできます。
■広告費をカットできる
ATSの中には、先に紹介したように自社採用サイトを作成できるものもあります。採用サイト作成に力を入れることによって、広告費の削減も可能です。
デメリット
デメリットは、選んだATSが自社に合った機能かしっかり判断する必要があることです。検索するだけでもさまざまなATSが見つかりますが、サービスの規模や機能はそれぞれ異なります。
自社の規模に合わないATS、使わない機能の多いATSを取り入れると、かえって採用活動が滞る可能性もあるので、しっかり比較しましょう。
自社に合ったサービスは何か吟味しようとすると、ATSを比較して導入するまで時間がかかることもデメリットのひとつといえます。
ATSを選ぶポイント
ATSのデメリットに、しっかりサービス内容を比較する必要があると紹介しました。ここでは、ATSを比較するためのポイントを簡単に紹介します。
■適した機能や操作性か
機能の豊富なATSでも使いこなせなければコストがかかるばかりです。ATSを比較するときは、人事で工数がかかっている作業を洗い出し、必要な機能を絞って選択すると良いでしょう。
また、操作性は作業効率に大きく影響します。無料版で操作性を確認するなど、使いやすさも確認したうえで導入を進めると良いでしょう。
■ほかのサービスと連携できるか
ATSの中には、ほかのサービスと連携することによって、作業効率の改善が見込めるものもあります。利用しているサービスがあれば、連携が可能か、また連携が簡単にできるかどうかも見ておきましょう。
■セキュリティが整備されているか
ATSでは、応募者の個人的な情報を扱うため、情報漏えいがないようセキュリティを強固に保つ必要があります。開発者の監視が行われている、暗号化通信が取り入れられていることなどもATS選びの判断基準にすると良いでしょう。
中でも、応募者などの情報が消えることも避けたい問題です。データのバックアップが定期的に取られているかどうかも、セキュリティ面では確認する必要があります。
「Talent Clip」はオールインワン型のATS
ATSをお探しなら、「Talent Clip」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Talent Clipとは
Talent Clipは、株式会社廣済堂が提供するATSサービスです。オールインワン型採用管理システムなので、採用ホームページの作成から求人の掲載、応募者管理までワンストップで行えます。
Talent Clipの特徴的な機能に「タレントプール機能」があります。タレントプール機能では、タレント(自社に興味のある人)を集めることで、応募者情報をデータベースとして蓄積させることが可能です。必要なときに最適なアプローチを発信できるでしょう。
Talent Clipでできること
Talent Clipを導入することで何ができるのでしょうか。ここではTalent Clipの機能を紹介します。
■自社採用ホームページの作成
Talent Clipには、自社採用ホームページ作成の機能が備わっています。
採用ページ作成となると難しいイメージがあるかもしれませんが、Talent Clipなら難しい操作や知識は必要ありません。テキストの入力、直感的な画像の配置の簡単な操作で自社採用ホームページができます。
採用ホームページがあれば、より広い採用候補者に対して自社をアピールできますし、自社で作成することによってホームページ作成の外注費を削減することもできるでしょう。
■求人票の作成
Talent Clipでは、社員用、バイト用などのテンプレートを用意しており、テンプレートを埋めれば簡単に求人票を作成できるシステムになっています。テンプレートによって、求職者に有意義な情報を提供できるのもポイントです。
■応募者管理や採用プロセスなどの情報管理
応募者情報は、独自のタレントデータベースとしてTalent Clipの中に蓄積されていきます。蓄積された情報をもとに、採用プロセスなどまとめて管理することが可能です。
Talent Clipの強み
Talent Clipの強みは、同じく株式会社廣済堂の提供する地方特化型の求人情報サイトWorkinと連携できることです。作成した求人情報はWorkinに自動的に掲載されるので、効率良く求人掲載を行うことができます。
さらにWorkinの強みである集客を活かして、顕在層だけでなく滞在層の応募者に対してもしっかりアプローチしていくことが可能です。
まとめ


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