高校生が初めてバイトするには、まずは求人へ応募し、面接を受けて採用される必要があります。親や先生以外の大人と向き合うので緊張するでしょう。どのように受け答えすれば良いのか、合否を決めるポイントや対策を紹介します。
【目次】
高校生がバイトの面接で気をつけたいこと
面接では、採用されるためにも面接官に良い印象を与えたいものです。そのために気をつけておきたいことを知っておきましょう。
時間
面接官は、面接のために時間を作っています。遅刻すると、以降の予定も変更しなければならず、多大な迷惑をかけてしまうでしょう。そもそも、面接の時点で遅刻するようでは印象が悪くなってしまいます。
できれば、指定された時間の5分前に到着しているのが理想です。面接前に気持ちを落ち着かせたり、身だしなみを整えたり、トイレで用を足したりできます。
やむを得ない理由で遅刻しそうなときは、すぐに連絡してその旨を伝えましょう。遅刻は望ましくありませんが、何も連絡しないのはもっと良くありません。たとえば、以下のような感じで連絡します。
「本日〇時にアルバイトの面接をお願いしている〇〇と申します。電車が遅れているため、そちらに着くのが〇分ほど遅れそうです」
名乗るときはフルネームのほうが良いでしょう。相手側から指示があるので、それに従って行動するようにします。
「申し訳ございません。よろしくお願いいたします」と謝罪の言葉を添えて、自分から電話を切りましょう。面接を始めるときも、あらためて遅刻したことを謝罪します。
服装・持ち物
面接の服装は、特に指定がなければ制服を着ていくのが無難です。その際も変に着崩さず、シャツやブラウスをズボンやスカートの中に入れて、ボタンもしっかり留めましょう。
制服がないなら、シャツとチノパン、ブラウスとスカートといった組み合わせのように、清潔感があって露出の少ない服装がおすすめです。
持ち物は、履歴書など相手側から指定されたものを忘れないようにしましょう。クリアファイルや封筒に入れておくと、移動中に折り目やシワができるのを防げます。それ以外ではメモ帳と筆記用具が必須です。
また、面接中に予定を聞かれる可能性があるため、スケジュール帳があると便利です。スマートフォンで管理している場合は、取り出して閲覧する前に「スマートフォンで管理しているので見ても良いですか?」と、断りを入れましょう。
敬語
敬語を正しく使えると良い印象を与えますが、高校生のうちは完璧でなくてもマイナスにはなりません。だからといって砕けた調子で話すのはNGです。丁寧に話すよう心がけましょう。
たとえば、自分のことは「わたし(わたくし)」というのが基本ですが、男性なら「僕」でも大丈夫です。逆に相手側のことは、本来なら「御社」や「貴社」ですが、「こちらのお店」や「こちらの職場」でも構いません。
同じく、了解するときは「分かりました」「かしこまりました」「問題ありません」といった具合です。
逆に了解できないとき、露骨に「できません」というのは控えたほうが良いでしょう。きつい印象を与えてしまうからです。本来なら「できかねます」や「いたしかねます」ですが、「難しいです」や「厳しいです」のように柔らかい表現を使いましょう。
ほかにも、「うん」ではなく「はい」、「ううん」ではなく「いいえ」が正しい言い方です。「~です」「~ます」というときも、「~っす」にならないよう、はっきりと発音しましょう。
高校生がバイトの面接で聞かれることと答え方
面接の中で、面接官はいろいろなことを質問してきます。どのように答えるのが正しいのでしょうか。
志望動機
あくまでもバイトの志望動機なので、就活のように難しく考えず、なぜその店舗や職場でバイトをしようと思ったのか、素直に伝えましょう。
たとえば家や学校から近くて通いやすい、時間帯が合っている、目的があってお金を貯めたい、友人が働いているなどです。
ただし、複数の応募者がいる場合、それだけでは印象に残らないかもしれません。そこで、「自分の能力を活かしたい」や「将来のために経験しておきたい」など、その店舗や職場でなければいけない理由を加えてみましょう。面接官にアピールできるかもしれません。
親や学校の許可を取っているか
高校生は学業が優先であり、バイトをするには親や学校の許可を取っていなければいけません。許可されていないのに働かせると、雇った側も責任を追及されてしまいます。嘘をつかれないように、学校が発行する許可証の提出を求めるところもあるほどです。
許可証の提出が必要なくても、面接官からは確認されるでしょう。もちろん、許可を取っているなら、その旨を伝えるだけで大丈夫です。
ただし、一度は反対されて条件付きで許可された場合は、その条件も伝えておきましょう。たとえば勉強との両立が条件なら、無理なシフトは組めないからです。
勤務条件・待遇について
面接では、より具体的な勤務条件や待遇について説明されます。その上で、自分の働ける曜日や時間帯を伝えましょう。
このとき気をつけたいのは、決して無理をしてはいけないことです。職場によっては人手不足で、可能な限り働いて欲しいと頼まれることがあるかもしれません。だからといって、不可能なのに引き受けてしまうと、対応できなくなって結局は相手に迷惑をかけてしまいます。
不可能なら、きっぱりと断るのが大事です。
勤務条件や待遇がまとまったら、相手から「労働条件通知書」が発行されます。発行しないのは労働基準法の第15条に反しますし、条件にない仕事をさせられたときに対抗できないので、必ず発行してもらいましょう。
あなたについて
面接では、人間性を確認する質問もあります。長所や短所を聞くのもそのひとつです。長所は仕事に関するものが良いでしょう。短所をいうときは、それを改善しようとする姿勢を見せるのが大切です。
たとえば、声が小さいのが欠点なら「意識して声を張って歯切れ良く話すよう心がける」と答えます。
高校生のバイト面接、結果がだめでも次がある!
対策したのに面接で不採用になっても、あまり気にしてはいけません。次を探しましょう。
緊張して当たり前、あまり気にしないように
初めて面接を受けるなら、緊張するのは当たり前です。そもそも面接で自分らしさを100%発揮するのは難しいですし、相手がすべてを理解してくれるとも限りません。
また、面接の対策をしてもバイトで不採用になるのは、条件が合わなかったり、複数の応募があった場合はより希望に近い人がいたりしたからです。必ずしも自身に否があるわけではありません。初めから縁がなかったと考えましょう。
条件が合うバイトをしっかり探しましょう
相手側の提示する条件と、自分の条件が一致すれば、採用される確率は高くなるかもしれません。バイトを探すときから、希望の条件で検索できると便利です。
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まとめ
高校生がバイトの面接を受けるときは、時間を厳守し、清潔感のある服装で、丁寧な言葉遣いを心がけます。質問に対しては正直に答えるのはもちろん、前向きな姿勢を見せるのが大事です。面接官に良い印象を与えられるでしょう。