近年、ネットショッピングの普及で配送の仕事は人手不足になっており、売り手市場といわれています。求人も多く好条件な会社もあるため興味をもつ方も多いでしょう。
しかし、業務内容や必要な資格を知らなければ、希望する仕事ができないかもしれません。
そこで今回は、配送の仕事や資格について解説していきますので、就職・転職をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
【目次】
配送の仕事はどのような業務内容なのか
配送の仕事は、荷物を送りだして会社や個人宅などに届けることが役目です。業務内容や勤務時間はさまざまですので具体的にご紹介しましょう。
配送の仕事の分類
配送といっても、仕事内容によって以下のように分類できます。
■宅配
宅配とは、個人宅へ配達することで、荷物は比較的小さなものになります。
運輸会社が行っているものが一般的で、それぞれの会社で独自の名称を使ってサービスが行われており、荷物は2kgから30kgほどです。
■配達
個人宅だけでなく会社などに荷物を届けること全般の意味があります。
■ルート配送
ルート配送とは、事前に決められた内容に従い、指定されている荷物を決まった道順でスケジュールどおり納品する配送方法のことです。
コンビニ、スーパーのような小売店へ食品・雑貨・飲料の卸しなどで用いられています。
■引っ越しドライバー
引っ越しドライバーは、運転するだけではなくお客様の荷物を梱包し、新居へ運び部屋に配置するなど仕事内容は多岐にわたります。
配送の仕事すべてにいえますが、特に荷物や家に傷がつかないように配慮が必要です。宅配とは違い、大きな家具を運ぶことも増えるでしょう。
配送の仕事の勤務時間
さまざまな勤務時間のパターンで募集されています。主な勤務時間のパターンは以下です。
■日勤のみ
8時前後から17時前後の勤務がメインで、スケジュールによって勤務時間が変動する会社もあります。
朝から夜までという一般的な生活リズムで働くことができ、勤務時間が固定されていることから規則正しく生活しやすいことがメリットでしょう。
家庭を重視する場合には日勤のみの方が家族との交流も増えます。求人数が多いため就職しやすく、配送距離が短い仕事も多いので未経験者でも働きやすいです。
■夜勤のみ
19時~5時、21時~9時などさまざまな勤務時間があります。
働く合計の時間は日勤と同じですが、深夜手当などがあるため給料が高くなるのがメリットです。日勤と比べると2割~3割程度高くなりますので、なるべく多くの収入を得たい方は夜勤のみが良いでしょう。
夜間は渋滞のリスクも少ないため、配達のスケジュールも立てやすくなります。朝に仕事が終わりますので、そのまま日中の用事を済ませることも可能です。
■日勤・夜勤交代制
3交代などのシフト制で日勤と夜勤を交代で勤務するスタイルもあります。
給料としては日勤のみよりも高くなり、シフトの切り替わるタイミングや夜勤の後を利用することで、日中の自由な時間を増やすことが可能です。
しかし、慣れないうちは生活リズムが不規則になるため、睡眠が上手くとれないなど不調をきたすこともあります。
配送の仕事はどのような人が向いているのか
どのような人にも向き不向きがありますが、配送の仕事にはどのような人が向いているのでしょうか。大きく3つに分けてご紹介します。
体力がある人
長時間の運転や荷物の積み下ろしが伴う仕事ですので、やはり体力は重要です。また日々の体調管理も大切で、体調を崩しやすく体力に自信のない人は向いていないでしょう。
運転や移動することが好きな人
配送の仕事は1人の時間がもてることもメリットのひとつです。知らない土地に行っても冷静に対処できる、楽しめると長続きするでしょう。
逆に、運転や知らない土地に行くことに対して苦手意識のある人は向いていません。仕事とはいえ、好きな分野の方が働きながら楽しみを見いだせてストレスも少なくなります。
責任感のある人
大切な荷物を預かって指定された時間に届ける仕事ですので、トラブルがあったときにも最後までやり遂げられる責任感が必要です。
また、運転や移動だけではなく依頼主、受取先の顧客にも接する機会が多くあります。挨拶や礼儀など印象良く応対できることを求められます。
そして安全意識の高い人、交通ルールを遵守できる人でなければドライバーは務まらないでしょう。
配送の仕事に必要な資格
配送の仕事でも資格によってできる業務内容が変わるためとても重要です。ここからは配送に必要な資格やスキルアップについてご紹介いたします。
普通免許だけでも活躍の場は多岐にわたる
配送求人の応募必須条件ともなっているのが普通免許です。
トラックだけが注目されやすい配送の仕事ですが、実は普通免許でも多岐にわたって活躍することができます。
平成29年3月12日以降の普通免許であれば、総重量が3.5t未満のトラックを運転することが可能です。軽トラックや10人乗りの車が使用できます。
そのため、小口商品などの配送には役立ち、近距離での小回りのきく働きが期待されるでしょう。運転スキルとしては日常的に運転に慣れていることが重要です。
この資格でもスキルアップが狙える
普通免許以外に以下のような資格を取得していると、スキルアップが可能でしょう。
■準中型自動車免許
平成29年3月12日から新設された免許で、18歳以上であれば取得可能です。
車両総重量7.5t未満であれば運転可能ですので、2tトラックと呼ばれる小型のトラックが使用できます。宅配便やコンビニ配送など近距離の移動で活躍するでしょう。
■5t限定準中型自動車免許
平成19年から平成29年3月12日までに普通免許を取得した場合に得られる資格です。その名のとおり、総重量5t未満で最大積載3t未満のトラックなら運転できます。
2tトラックまでは可能ですが、規格によってすべての車種が使用できるわけではありません。必要な場合には限定解除を行い、準中型免許にすることも可能です。
■中型自動車免許
20歳以上で普通免許を取って2年以上経過すれば取得可能になります。
総重量11t未満の中型トラックであれば運転可能です。4tトラックと呼ばれるものが使用でき、近距離から中距離で幅広く活躍することができるでしょう。
■フォークリフト運転技能者
配送ドライバー自身で荷物の積み下ろしをするのが一般的なので、フォークリフトの資格はセットで取得しておくと良いでしょう。
受験資格は18歳以上であることのみで、短期間で取得可能です。
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まとめ
配送の仕事は、もっている資格によって働ける範囲も変わり、スキルアップもできてやりがいのある仕事といえるでしょう。
業務内容や勤務時間はさまざまで、求人も多いため自分に適した会社を見つけるのは大変かもしれません。
求人サイトを利用すると、条件に合った職場を見つけやすくなりますので、仕事を探すときにはぜひ試してみてください。