はたらく東北・北陸の女性500人の気になるリアルデータを分析!あなたの毎月の「お小遣い(自由に使えるお金)」は?。
洋服、メイク、ファッション、趣味……。家賃や携帯代などの「生活費」を除いた自分のために自由に使えるお金=「お小遣い(自由に使えるお金)」。友だちや会社の同僚など、自分の住んでいる地域の同世代や同性の「身近な人たち」の平均値と比べてみたいと思われた方もいるのではないでしょうか。
そこでWorkin編集部は、東北・北陸の20代~30代の働く女性500人を対象に、「お小遣い(自由に使えるお金)」に関するアンケートを実施しました。
【目次】
あなたは毎月、自分の給料からいくらを「お小遣い(自由に使えるお金)」にまわしていますか。※ボーナス月を除く平均額でお答えください。
※端数処理のため、構成比が100%にならない場合があります。
20代
10%未満…20.5%、10%以上20%未満…23.2%、20%以上30%未満…17.9%、30%以上40%未満…11.3%、40%以上50%未満…6.6%、50%以上60%未満…7.9%、60%以上70%未満…2.6%、70%以上80%未満…2%、80%以上90%未満…1.3%、90%以上100%未満…3.3%、100%…3.3%。
30代
10%未満…28.9%、10%以上20%未満…22.6%、20%以上30%未満…16%、30%以上40%未満…12%、40%以上50%未満…5.7%、50%以上60%未満…4.3%、60%以上70%未満…1.1%、70%以上80%未満…1.7%、80%以上90%未満…2.3%、90%以上100%未満…0.6%、100%…4.6%。
最多層は、20代が10%以上20%未満、30代が10%未満
一番多い層を年代別に見てみると、20代が10%以上20%未満(23.2%)、30代が10%未満(28.9%)と、だいたい給与の1 ~2割が最多という結果になりました。
手取り月収を20万とすると、20代の場合、2~4万円、30代の場合、2万円以内までをお小遣いとして自由に使っている人が多いということになります。
ちなみに、20代・独身の私も自由に使えるお金は20%くらいなので、このゾーンに属します。
30代より20代のほうが自由にお金を使える額が多い
「収入は年数を重ねるにつれ増えるものの、結婚・出産を期に、自由に使えるお金が少なくなるのかなあ……。」と予想していましたが、実際のアンケートでも、30代の方が、20代より自由に使える金額が少ない場合が多い結果となりました。
具体的に見ていくと、40%以上50%未満から上のゾーンでは、ほとんどが30代より20代の方が占める割合が高くなっています。
30代、約20人に1人が、「給与の全額=お小遣い」って超セレブ!?
私が一番気になったのが、30代の100%と回答した割合が結構あること(4.6%)。「自分で稼いだお金を、全部自由に使える……ってどんだけセレブだよっ!」なんて思わず突っ込んでしまいました。自宅暮らしで、生活費「0(ゼロ)」の独身30代が多いのかもしれません。また、既婚の場合は、[生活費]はすべて夫の給与から、[家族が自由に使えるお金]は自分で稼いだお金から、というように夫婦で財布のすみ分けをしているのが「100%」の理由なのかもしれません。
あなたの「自由に使えるお金」は妥当?
東北・北陸の20代~30代のはたらく女性500人の「お小遣い(自由に使えるお金)」、いかがでしたでしょうか。
前回のコラム(働く女性のリアルアンケートvol.4: 働く東北・北陸の女性500人のリアルデータを分析!あなたは毎月、自分の給料からいくらを貯蓄にまわしていますか。)の「貯金」同様、「自由に使えるお金」は、人それぞれ。自宅暮らしか、賃貸か、将来に備えてしっかり貯める「アリ」派か、今を楽しみたい「キリギリス」派か、環境やライフスタイルによって違いますから、周りからあれこれ言われるようなものではないでしょう。とは言え、使いすぎてあまりにも余裕がないというのも考えもの。一度グラフの分布図と家計簿・月々のお金の使い方などを見直してみてはいかがでしょうか。
□アンケート回答者500名の内訳
東北・北陸在住の20代~30代の働く女性500名にインターネット調査をしました。実査委託先:楽天リサーチ(2015年5月25日)