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奈良県の求人情報【2024年03月更新】
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奈良県ってどんなところ?
受け継がれた自然と歴史や文化
奈良県は、関西地方に位置し、海に面していない内陸県で、山と森林の恵みが豊かな地域です。県北部の低地には、標高500~600メートルの山々が連なり、クヌギやコナラといった落葉広葉樹林が広がっています。奈良盆地は県の中心地であり、数々の史跡や文化遺産がありますが、自然林の豊かな景観も守られています。南部の吉野山地は、奈良県全体の約3分の2を占めるほど広大です。吉野川、標高1915メートルの八剣山、日本有数のブナ林など、豊かな自然に恵まれています。ニホンカモシカ、ツキノワグマ、野鳥などの野生動物にとっても大切な生息地でもあります。
奈良県では、古代から受け継がれた自然と共に、歴史や文化も大切にされています。かつて都がおかれていた歴史から、重要な文化財や史跡が数多く保存されています。例えば、奈良市にある平城宮跡は、特別史跡に指定されている文化財です。広大な敷地の中に、奈良の歴史を学べる資料館、1300年前と同じ姿に復元された朱雀門や東院庭園など、様々な施設や展示物があります。平城宮跡内からは、東大寺仏殿やニ月堂を眺めることもできます。これらの歴史的施設は、国内からはもちろん、海外からも多くの観光客が訪れています。奈良県では、日本の歴史を後世に伝え、貴重な文化財を受け継いでいくために、様々な取り組みを行っています。平城宮跡で開催される「平城京天平祭」もその1つです。奈良時代を感じさせる衣装をまとった人々が敷地内を練り歩く「天平行列」を始めとして、古都・奈良1300年の歴史を伝えるための様々なイベントが催されています。また、価値ある文化財や遺跡を保存・活用するための補助金制度や、文化財を調査・研究するための施設を設けて、文化の振興に努めています。
観光資源と交通ターミナルの整備
奈良県には、世界遺産や国宝建造物を始めとする、数多くの観光資源があります。そのため、観光客がより奈良県巡りを楽しめるように、奈良県を周遊型観光地として発展させようという計画が進められています。これは、平城宮跡、奈良公園、奈良市街地、西ノ京といった観光スポットの中心となるエリアを、観光や文化の拠点として整備しようという取り組みです。その具体的な計画の1つに、ホテルなどの宿泊施設を誘致することも含まれています。観光の拠点に宿泊施設があれば、観光客は快適に奈良県を巡ることができ、また雇用もうまれることが期待できます。
宿泊施設のほか、必要とされているのが、交通ターミナルの整備です。奈良県観光のスポットへのアクセスが容易となるよう、関西圏の空港からのリムジンバス、主要駅からのシャトルバス、定期観光バスなどの整備が求められています。交通網の整備についても求人の期待ができます。
宿泊施設事業者の支援
奈良県の観光産業をより活発化するために、ホテルなどの宿泊施設の誘致が重要視されています。そのための取り組みとして、資金の融資制度もあります。新たに宿泊施設を創業しようとする人を支援することによって、観光客の利用はもちろんのこと、雇用創出にもつながります。宿泊施設事業者を支援することによって、奈良県の観光ビジネスがより活発化すると期待されています。