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石川県の求人情報【2024年03月更新】
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石川県ってどんなところ?
モノづくり産業遺産から次世代へ情報発信
石川県は、北陸地方に位置しています。県庁所在地である金沢市は江戸時代、加賀藩の城下町として栄えました。標高2000mを超える白山や、豊富な水の流れをもつ手取川を有しており、自然が豊かな地域でもあります。また能登半島の海域では漁業が盛んに行われています。石川県内には、69もの漁港があり、多く水揚げされているのは、スルメイカです。イカ釣りは石川県を代表する漁業の1つです。その他にも、石川県ではブリ類やズワイガニの水揚げが盛んです。また、石川県は工業も盛んで、主な工業には機械・繊維・食料品製造です。工業の製造品出荷額は、2兆円を超えており、石川県の産業の中では大きな割合を占めています。工業の中には、漆器や箔押しなど全国的にも名高いものも含まれています。石川県では、県の基盤となっている機械、繊維、食品、伝統産業などの産業に大きく貢献したものを「モノづくり産業遺産」として認定しています。モノづくり産業に認定をすることで、石川県の財産であることを再認識するのはもちろんのこと、次世代を担う若者や県外にも情報を発信していく役割も持っています。
暮らしやすい地域作り
石川県は、「モノづくり産業遺産」を指定するなど、県をあげてモノづくりを推奨しています。電気機械や金属製品に対して高い製造技術を持ち、また、工学系や医療系の大学も多くあります。専門的な技術を持つ人材の育成が積極的に行われています。人材の育成に関連して、地元の実業高校とものづくり企業が連携をし、企業実習を行っています。実習を行うことで、高校生が職業について考えるきっかけになることが期待できます。さらに、保護者向けのセミナーの開催も行っており、保護者の地元企業への理解も進みました。人材の育成を行うことで、働く人々にとっても企業にとっても大きなメリットが生まれたのです。また、石川県は住みやすい地域を実現するために様々な取り組みが行われており、その1つに新エネルギーの導入があげられます。導入を促進している新エネルギーは、太陽光発電や風力発電などがあります。太陽光発電は、石川県だけでなく全国的に推奨されていますが、石川県では先駆的モデルとして、工業試験場の屋根に太陽光発電システムが設置されました。今では公共施設や小中学校、民間企業への導入や、一般家庭にも設置が進んでいます。風力発電は、能登半島で積極的に導入されています。石川県は、雨と雪の日数が多い地域で、太陽光発電や風力発電といった新たなエネルギーの導入が懸念されていましたが、積雪の影響を最小限にした融雪機能付きのシステムの導入などの取り組みの工夫で、新エネルギーの導入を実現しました。新エネルギーを導入することで豊かな自然を守り、暮らしやすい地域作りを目指しています。
行政の助成制度と企業誘致
石川県には小松空港と能登空港があり、飛行機を利用した場合東京都までおよそ1時間でアクセス可能な地域です。また、大阪府など関西エリアには高速道路や鉄道でアクセスできる地域です。小松空港からはソウル行きや上海行きなど海外便も運行され、海外へのアクセスもできる地域です。こういった交通網の良さをアピールし、石川県では他県からの企業誘致も積極的に取り組んでいます。県が実施する助成制度では、最大50億円の補助金も可能です。また、UターンIターンに対するサポートもあり、相談会なども開催されています。石川県では機械工業が中心となっていますが、近年の積極的な誘致活動により、ソフトウェアの開発や電気機器など産業構造が多様化し、今後の発展に期待ができます。